まだ物語を捻りだすのに苦闘したりして 第二十一話「坐」その 2 を NOTE 公開


    ものがたり屋の松谷高明です。
    第二十一話「坐」のその 2 をNOTE で公開しました。
    やはりなにかものを書くというのは体力が大切なんだということを、前話「環」で身に沁みて教えられたわけです。
    ものを考えるというのはやはり体力を使うものなんですね。ただじっと座ってうんうん唸っていれば物語がひょっこりと降りてくるなんてことはないわけで、じつはこれはなんだか不思議な話なんですが、じっさいに身体を動かすことができないと、登場人物が物語世界の中でごくあたり前に動いてくれないんです。
    これって物語を書いている人にしか解らない感覚なのかもしれないですね。

    だから籠もりっぱなしで書くということが、ぼくにはできないんです。そもそも座っているときは原稿をタイプしているときだけで、物語が頭の中で動いているときは、散歩したり、あるいは海をぼんやりと眺めていたりと、原稿書きとはまったく関係ないことをやっているときの方が多いんです。
    つまり体調が悪いときには物語が頭の中で動いてくれず、それを力づくで動かそうとするとすんなりとはいかずに、なぜかあちこちぶつかりながらって感じになっちゃうんですね。

    では第二十一話の「坐」ではどうかというと、まだ以前の感覚に完全に戻ってわけではないんです。それでもごくあたり前に散歩してり、海を眺めてぼんやりしたり、ときには軽く身体を動かしたりできるようになったので、ふっと頭の中で物語が動いてくれるようになりました。
    まだ藻掻いている最中なので、そんな苦闘ぶりが原稿のどこかに散見されるかもしれません。
    ということで「坐」その 2 ですが、作者の苦闘ぶりを探しながら読んでもらえると嬉しいです。ぜひ、お楽しみください。

    うっかり閉め忘れた襖の影、街灯の届かないひっそりとした暗がり、朽ちかけている家の裏庭、築地塀に空いた穴の奥。
    スクラッチくじが当たったことで、まるで世界が一変したように感じるようになった富岡。やることなすこと、なぜかとても都合よくものごとが進むようになっていた。そんなある日、富岡は思い切ってこの実を食事に誘うことにした。その結果……。
    ぜひ、お楽しみに。

    せっかくだから、読んだら「スキ」をしてくれると嬉しいです。
    ちなみに投げ銭もできます。文末の「サポートをする」をクリックすると、100 円からサポートできます。
    無料での公開なので、ぜひ協力お願いします。

「ものがたり屋 参 坐」その 2
「ものがたり屋 参」総合ページ
NOTE 「 Zushi Beach Books」
Digital Dream Design –「 Zushi Beach Books」


    

コメントを残す