そのレポートだとどうやら落第のようですけど、どうします ?


    せっかくだから昨日の続きをちょっと書いていこう。
    ぼくは基本的にかなり左を向いていたことは昨日書いた。きちんとした理由をというとかなり難しいけど、自民党にはアレルギーがあったことは確かだ。だからどうしても投票の対象としては端から考えられなかった。
    でもね、じゃ、きちんと野党のことを観ていくとどうなるのかというと、はっきりいって呆れるのひとことだったりする。

    いまは自民党総裁選挙でさながらマスコミジャックのような状態になっているわけだが、そこで出たコメントがまぁ呆れてものがいえなくなるようなものだった。
    立憲民主党の福山哲郎幹事長曰く「本当ならば枝野代表を〝五人目の総理候補〟としてあの方たちと議論することが、日本の政治には不可欠です。今のバラバラ自民党では日本の将来を任せられない」
    いや、党の総裁選挙ってことの意味を解っているのかというコメントだ。こんなわけの解らないコメントがどこから出てくるのか理解に苦しむ。これで幹事長だからなぁ。ふむ。

    立憲民主党が 9 月 21 日に発表したアベノミクス検証委員会の報告書も一部で失笑を買っている。そもそもレポートが A4 二枚程度で、その内容たるや、まったくの的外れだったり、恣意的なデータの扱いだったりで、高橋洋一氏は学生のレポートだったら不可だね、と一刀両断。飯田泰之氏に至っては、うちの大学にこんなレポートを提出する学生はそもそもいませんよ、とあきれ顔だった。
    その内容を見ていっても、この党って経済政策について、きちんとした考えがあるのかどうか首を捻らざるを得ない。その場その場でともかく反対のための反対に終始しているからなんだろう。

    以前のぼくだったら、ひとつひとつの主張が頷けたら納得していたところもあったけど、いまはまず全体像がしっかり描けているかどうかが大切だと思っている。
    国家の基本は経済だ。まずこの背骨がきちんとしていないと、国家運営なんてできはしない。そのためにはどんな国家を理想とするのか、そこから組み立てていく必要がある。いわゆる国家観だね。これがきちんとしていないと、個々の話も積み上げていくことができない。
    なにやら最近では「消費税を 5% にする」なんて息巻いているようだが、では基本的な経済政策はどうなのかがまったく見えない。これまでも立憲民主党って経済政策については、ちゃんとした考えを示したことってないんじゃないかな。そもそも消費税を増税したのは前身の民主党だからね。

    アメリカは二大政党制で、共和党と民主党は基本的な考えがまったく違う。片や小さな政府を目指していて、もう一方は大きな政府を目指している。これが日本ではどうだろう ?
    自民党を批判はするけど、基本的な背骨がないような感じしかしないんだよね。55 年体制の社会党みたいで、ただ反対するだけのための存在と化してはいないか ? そんな疑問が湧きあがってしまう。

    日本の場合は、よくも悪くも自民党の幅が広くて、保守派からリベラルまでが同居している。
    だからなんだろうけど、政権交代はいまのところ考えられないだろう。つまり自民党内で政権交代をしている感じだからだ。
    だいたいね、リベラルを自認している人たちの話を今回もあちこちで見ているけど、まず最初が次の総裁は「安倍政治を継承するかどうか」だったり、「選択制夫婦別姓は実現するか」なんてことを論争しているみたいだ。いまだに基本が「アベガー」というところが笑えてしまう。

    個人的には、まず経済政策はどうなるのか、それから安全保障だよね。その基本的な考え方がどうかが大切だと思うんだよね。
    だからぼくは高市氏を推しているわけだ。だってきちんとした国家観をベースに主張している人は、今回の立候補者の中では残念なことに彼女だけだからね。

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