怪しくて不可思議な物語をさらに紡いでいくよ 第二十一話「坐」その 1 を NOTE 公開


    ものがたり屋の松谷高明です。
    第二十一話「坐」のその 1 をNOTE で公開しました。
    月曜日から金曜日まで原稿を書いて土曜日に内容の確認、たまには原稿を書き足してそれから NOTE で公開する。この繰り返しで物語を紡いで、なんと二十一話目になりました。
    なんだかとても長い長い道を、ただ黙々と歩いてきたような感じがします。
    このシリーズを書き出したのが去年の 5 月 26 日のこと。この日から「腸をなくした男」と「ものがたり屋 参」を書きはじめています。

    それまで書いていた「ロングボーダーの憂鬱」が完結して、つぎはどうしようかと考えていたところでした。「腸をなくした男」はこれはドキュメンタリーなので小説じゃないんですよね。タイプの違う原稿を一日に同時に書いていく。これはぼくにとっては大いなるチャレンジでした。
「腸をなくした男」はどちらかというと blog のノリで書いていけるものでした。ぼくの、というか竹井義彦の地の文で書いていき、「ものがたり屋」は小説として書いていく。小説を書き続けるということが、そのときのぼくにとっては必要なことだったんですね。
    それが書き継いでいくうちにいつのまにか習慣になりました。それが一年四ヶ月続いているわけです。

    じつは前作、第二十話「環」で、このシリーズをいったん終わらせようかとも考えたんです。というのも、いつものぼくのスタイルで書いていくことが難しかったからです。そうなんです。頭の中で登場人物たちが動いてくれないようになり、うんうんと唸りながら、ともかく話を捻りだす形でこの「環」はなんとか書き終えたんですね。
    そんなこともあって、このシリーズもこれで終わりでいいかな、なんて思っていたんです。
    ところが習慣とは恐ろしいものです。「環」を書き終えた翌日だったかな、第二十一話はどんなネタで書こうかなんて勝手に考えていることに気づいて、愕然としたわけです。もうぼくに身についてしまった習慣になっちゃったんですね。
    だから新しい小説を書きはじめるまで、このシリーズは書いていくことになりそうです。
    ということで「坐」その 1 です。どんな物語があなたを待っているのか、ぜひ、お楽しみください。

    うっかり閉め忘れた襖の影、街灯の届かないひっそりとした暗がり、朽ちかけている家の裏庭、築地塀に空いた穴の奥。
    ツキのない人生を送っていると自覚している富岡直貴はこの日も大学のカフェエリアで転んだはずみで自ら手にしていたカフェラテを盛大にぶちまれてけしまった。さらにスマホに電話が。なんと財布を拾ったという電話だったのだ。
    どこまでついていないのか。そんなことを考えながら財布を拾ったという女性と駅間えで会うことになった。そこで富岡は彼女に意外なことをいわれるのだった。「あなたは幸運に恵まれている」と。そしてその場でそれを証明するためにゲームをしようと、彼女にいわれ、そして……。
    ぜひ、お楽しみに。

    せっかくだから、読んだら「スキ」をしてくれると嬉しいです。
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    無料での公開なので、ぜひ協力お願いします。

「ものがたり屋 参 坐」その 1
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