魑魅魍魎が蠢くこともあるらしいよ 自民党総裁選挙だけど


    やはり自民党総裁選挙で世間は騒がしい今日この頃だけど、いろいろとおもしろいことが解ってきた。
    といっても個人的になんだけど、Web を含めていろいろな報道がされているけど、コメントをしている人たちがどの程度の力量の持ち主かが判ったような気がする。
    それに状況が、これは前にも書いたけど去年のアメリカ大統領選挙前ととても似ていることも興味深い。

    そうなんだよね、まずマスコミだけど希望願望での報道がほとんどだ。それでも世間の大半は引き摺られるんだろうね。でも今回の選挙はあくまでも自民党内での選挙なので、世間の雰囲気はそこまで大きく影響はしない。
    ということでマスコミはどうやら圧倒的に河野氏支持らしい。彼の発言などを聞いていると、どう考えても旧民主党のようなところが眼につくので、なるほどだからマスコミは河野氏推しなのかと納得したりしてね。
    それに比べて、ネット上では圧倒的に高市氏推しだ。この対称的な動きがトランプ vs 反トランプの構図とそっくりなんだよね。

    さてと、いまどんな状況なのかを個人的にメモしておこう。
    キーポイントははやり党内の権力闘争だったりする。そうなのだ、幹事長が背後であれこれ動いているということだね。
    まずは石破氏が河野氏を応援する態度を明らかにして、両者が協力体制を明確にしたことだ。二階氏としては自分を排除する動きをそのまま認めるわけにはいかない。ということで、一回目の投票で過半数を獲得させて河野氏を当選させたい意向が働いたようだ。

    ところがこの戦術が変わったのが 9 月 14 日のこと。高市氏の選対起ち上げ集会に、議員本人、代理を含めて 71 名が参加した。党内にも激震が走ったらしい。これで河野氏の当選に危機感を抱いて二階氏が打った手が、なんと野田氏の出馬なんだそうだ。
    野田氏はこれも前にも書いたけど当選の眼はない。しかし、推薦人に党員・党友の組織票に影響力を持つ議員を割り当てた。これで決選投票はやむなしの明確な状況を作ったわけだ。

    その結果どうなるのか。決選投票で野田氏を支持する議員票が、状況によってはキャスティングボードを握るチャンスが生まれてくる。推薦人にプラスαとして 30 票から 40 票の議員票は見込める可能性があるらしいからね。この票をそっくり河野氏に回して当選させて、自らのポジションを保持するという戦術らしい。

    これを政治力として認めるのもどうかとは思うけど、こういう力学で自民党が動いていることも確かだ。
    しかしなぁ、こういう妖怪のような力を持つ政治家って、きっと昭和の時代はもっと多かったと思うんだけど、それにしても考えることがすごいよな。いや、半ば呆れてるんだけど。

    現状はどうなっているのか。高市氏の支持が拡大しているらしい。明確な数字では把握できていないけど、岸田氏を上回ったという話もある。
    実際の投票日まではまだ十日ほどある。状況は刻々大きく変わる可能性があって、河野氏の支持はどうやらピークを過ぎたらしく、低下し続けている。
    この週で、また大きな動きがあるかもしれないね。
    それにしても野田氏の出馬について明確な背景を説明できない方は、たぶん自分の足できちんと取材をしていないんだろうねぇ。
    なんてぼくがいうのは筋違いか。

One Reply to “魑魅魍魎が蠢くこともあるらしいよ 自民党総裁選挙だけど”

  1. […]     やはり個人的にどうしても自民党総裁選挙が気になってしまう。     あたり前のことだが今回の選挙で選ばれた自民党総裁は、第百代内閣総理大臣になるからだ。今回はとくにマスコミはもちろんだけど、ネットでも話題で持ち切りだ。     いままでにぼくもそのとき、そのときの情報を整理してきたけど、いよいよ来週の水曜日に迫ってきた総裁選挙について、またちょっとまとめてみたい。 […]

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