三年前の今日 じつは抗癌剤初体験をしたのでありました


    月日が経つのは早いものだ。おもしろいもので歳を重ねるごとにそれを痛烈に感じるようになる。
    癌の手術をうけたのが 2018 年のこと。もう三年前のことだ。はっきりいってそんなに月日を重ねた実感はないんだが、しかし、もうそれだけ経っているんだね。

    術後にオストメイトになったことを知らされて、それからふつうの生活をしている人には考えられないような、うんちと真っ正面から向き合う生活をもう三年もしたのかと思うと、ちょっとだけ感慨深いものがある。
    さて、その三年前の話だが、三年前の今日、2018 年 9 月 18 日にいったいなにをしてのいたのかというと、じつは生まれてはじめて抗癌剤の点滴を受けたのであった。

    詳しい話は拙著「腸をなくした男」に書いたので、詳しく知りたい方をそちらをぜひお読みいただきたいのだが、まずはじめに当時の主治医だった A 先生にいわれたことは「最強の組合せだから、キツいかもしれない」ということだった。
    まぁ、生まれてはじめて抗癌剤というものを体内にいれるわけだから、その「キツい」ってものがどういうものか、まったく理解もせず、この日は当時通院していた病院へいったのであった。

    いまの病院に転院したのは 2019 年だから、当時のことはもうかなり記憶が薄れてしまっている。でもケモ室だったり、実際に点滴を受けるまで手順とか、そのころお世話になったストマ外来の看護師の人や、外科の看護師の人たちのことを思い出すと、ちょっと懐かしい気持ちになる。
    そうか、あれから三年にもなるのか。

    というか、癌が見つかって、手術をして、抗癌剤治療を続けながら三年も生きてきたんだねぇ。その当時は、この先どれぐらい生きていられるのかなんてことはまったく頭になかったんだが、むしろそれがよかったのかな。
    体調には上下があって、ほんとに酷いときには、まるで身動きができなかったことや、腸閉塞になって緊急入院したことなんかもあったけど、いまはこうしてそのころのことを懐かしんで blog が書けるわけだから、それはそれで大したものなのかな。なんてね。

    まぁ、人はどう足掻こうとかならず死ぬわけで、その理由がそのときにならないと解らないわけで、いまのぼくが癌サバイバーだからといって、癌で死ぬと決まったわけじゃないんだよね。
    なんて脳天気すぎるのかな ?
    でも、これがぼくだからな。いつまでこんなことが続けられるのか判らないけど、でも明日もやはり海まで散歩にいこうと、これからも毎日考えて生きていくと思うよ。
    できたら、明日は海に出よう、って状態になればいいんだけど、それはまだちょっと先の話かな。
    こればかりは体調だけではなくて、環境とかも関わってくるからね。

    ということで、あれから三年でありました。


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