平安末期と現代が複雑に絡み合う 第二十話「環」その 4 完結編を NOTE 公開


    ものがたり屋の松谷高明です。
    第二十話「環」のその 4 完結編をNOTE で公開しました。
    やっと、という表現が正しいのかな。「環」が完結しました。いや〜、長かった。
    体調不良ということがすべてなんですが、ここまで時間がかかるとは予想もしていませんでした。おまけにいつものパターンとは違って、かなりの長さにもなってしまいました。
    この「ものがたり屋 参」シリーズは書き出してから三週で完結するというのが基本です。原稿用紙では各週 15 枚程度なので、一話でだいたい 45 枚程度。長くても 50 枚ぐらいかな。それがなんと 70 枚になってしまいました。ふむ。
    じつは第十三話の「巫」もその 4 で完結して、そのときは原稿用紙で 64 枚だったんですよね。シリーズ最長ということになるかな。まぁ、でも短編の範疇ですよね。
    当初の見込みが甘かったというか、構成力というか、ストーリー展開というか、そのあたりの問題なのか、テーマの選び方を間違ったのか。ともかく完成したのでよしとしましょう。

    今回は平安末期、1159 年ごろと現代の双方を書くことになったんですが、やはり時代物というのはむずかしいですよね。だいたい使える言葉が限られます。たとえば「自分」のことをなんと表現するのか。それだけでもう調べまくる必要があるわけです。いまならなにも悩むことはありません。「ぼく」でも「わたし」でも、なんなら女性の場合は「あたし」なんていい方もあるんですが、平安末期のしかも武士が「自分」のことをなんていったのか。じつは正解がきちんと解らず、この作品ではてきとうに誤魔化すことにしました。
    これってつまらない話かもしれないけど、ぼく的にはとても大切なことなんです。
    台所でのシーンもありますけど、当時はまだ包丁とかまな板なんて使われていなかったはずなので「刀子 ( とうす )」とか「切り板」という言葉を使うことにしました。まぁ、偉そうに書いていますけど、ただググってるだけなんですが、それでもそれなりに時間もかかるし、気も使うわけです。
    平安末期の平治の乱と現代の違いなんかを頭にいれて読んでもらえると嬉しいです。
    ということで「環」その 4 完結編です。どんな物語として仕上がっているのか、ぜひ、お楽しみください。

    うっかり閉め忘れた襖の影、街灯の届かないひっそりとした暗がり、朽ちかけている家の裏庭、築地塀に空いた穴の奥。
    かえでと野仲楓、佐久間隆信と結人。そしてかえでと佐久間。複雑に絡み合い、縺れた結び目を解くために、哲人はあることを実行する。そこで楓と結人がそれぞれ体験したこととは……。平安末期と現代が絡み合った物語が、いま完結する。
    ぜひ、お楽しみに。

    せっかくだから、読んだら「スキ」をしてくれると嬉しいです。
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    無料での公開なので、ぜひ協力お願いします。

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