座薬の挿入で手間取ったけど、今回もアソコをご開陳して交換してきました


    これは癌に罹患してしまった副産物というしかしないかもしれないが、病院と縁を切るということができない。
    癌の治療はもちろんだが、それに付随していろいろな科で診てもらうことになる。そのひとつが代謝内分泌内科だ。血圧と血糖値をコントロールする必要があるためだ。ただ、採血・採尿してあとは診察というかただ検査の結果の説明を聞いて、薬を処方してもらうだけなので楽ちんといってしまえばそれまでだ。これがだいたい三ヶ月に一度ぐらいかな。
    もうひとつは泌尿器科だ。こちらは診察ではなくて手術だ。何度も blog にも書いているが尿管カテーテルの交換手術をする必要があるからだ。

    これは前にも書いたけど、腎臓という器官は人にとってとても大切なものだ。左右にひとつずつあるんだが、じつは急所でもある。ぼくの場合はどうも左側の尿管、腎臓と膀胱を繋いでいる管が閉塞気味らしく、ここにカテーテルを挿入して尿の排泄をスムーズにしているわけだ。よくよく考えると、やっぱりイボーグみたいだな。
    で、このカテーテルはどうやって交換するのかというと、尿道口から内視鏡を挿入して交換ということになる。そう、尿道口だ。ぼくは男なのでペニスの先っぽということになる。ふむ。
    ぶっちゃけた話、ペニスを看護師の人や医師に弄られるというわけだ。

    具体的な話は拙著「腸をなくした男」に詳しく書いたので、そちらも読んでもらいたい。
    簡単にいうと手術着に着替えて、さながら分娩台のようなベッドに横たわり、アソコをご開陳して手術してもらうことになる。
    いつもは受付を済ますとすぐに順番が来たんだが、今回はこれがなかなか呼ばれることなく、30 分ほど待たされてしまった。どうやら前の患者さんに時間がかかっているらしい。そこでなんとなく嫌〜な予感が。
    というのも、この春のタイミングでいろいろな先生が転勤しているからだ。ぼくの主治医も変わったし、代謝内分泌内科の担当医も変わった。だからもしかしたらと思ったわけだ。

    さて、順番が来て、いつものようにまず手術着に着替える。あたり前だけど下半身はすっぽんぽんね。患部が患部だから。それからベッドに横たわる。まず痛み止めの座薬を挿入する必要がある。ぼくの場合、腸の先っぽは臍の横から出ている。そう、オストメイトだからね。
    ということでそこに貼りつけてあるパウチの中から座薬を直接、腸の出口に入れることになる。看護師の人がやってくれるんだが、あたり前だけど手術着をペロリとめくりあげてやることになる。もはやアソコは丸出し。その状態でやってもらうわけだが、今回はすんなりと挿入できずに、何度もやり直すことになってしまった。
    看護師の人、もちろん女性だけど、もうすっかり顔馴染みになっているので、あれこれ話をしながら協力して挿入することになった。三度目のチャレンジでなんとか入れることができた。やれやれだ。

    それから尿管カテーテルの交換だ。やはり担当医が変わっていた。しかも直接手術をするのはなんと女医さんであった。看護師の人にペニスや睾丸、肛門のあたりを消毒してもらい、ペニスの先っぽから麻酔を注入されてから、いよいよ交換だ。
    女医さんがぼくのペニスを握って、内視鏡をぐいって挿し入れて交換する。ちょっと手間取ったようだったけど、さほど時間はかからなかったかな。

    カテーテル、交換、恥ずかしい、なんてキーワードでぼくの blog を検索する人たちがいるんだけど、ぼくはもうすっかりアソコを晒すというか、ご開陳するというか、ご披露して、触られることにすっかり慣れっこになってしまった。
    ぼくがどこかおかしいのかもしれんなぁ。ふむ。
    いや、だってもう何度も経験したら、いまさら恥じらいなどどこへ吹っ飛んでしまうものなのだ。だって、触っている人たちにしてみれば、それはペニスという特別な意味を持つものではなくて、医療器具を出し入れするただの「口」でしかないんだよねぇ。
    それはそれでちょっと哀しいんだけどね。

    今度は九月の頭に交換だ。できたら顔馴染みになった看護師の女性は替わらないでいてくれると嬉しかったりしてね。


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