乾いたシンプルな文体を考える 第十六話「蜉」その 1 を NOTE 公開


    ものがたり屋の松谷高明です。
    第十六話のその 1 をNOTE で公開しました。
    この「ものがたり屋 参」を書きはじめたのは去年の 5/26 のこと。もうちょっとで書きはじめて一年になるんですねぇ。いや、こうやって考えてみると長いなぁ。でも、書いているぼくにしてみれば、いつの間にか日々のルーティンと化しているような気もします。
    このところ朝の時間の使い方を変えたので、朝、MacBook Air の画面越しに原稿を開くとそのまますんなりと書くことができるようになりました。もっともその内容はどうかということが問題なんですけどね。

    さて、第十六話です。このところストーリーをあれこれひねくり回してみたいな感じてはなく、そうそう前回も書きましたが、そういう意味ではノートリックで頭に浮かんだシーンを繋いで、物語に紡いでいくという考えで書いています。
    今回のタイトルは「蜉」です。蜉蝣の一文字目ですね。なぜこんなタイトルにしたのかというと、ぼんやりとした怪しい世界を描きたかったからです。
    頭に浮かんだのは川面を漂う朝靄と、そこに見えるはずのない白い影。それでどこまで話が膨らむのか、それをぼく自身も楽しみながら書いています。それから、これはちょっと細かな話になるんですが、文体に気を遣って書くことにしています。

    乾いたシンプルな文体。
    それが具体的にどんなものになるのか、あるいはきちんと書けるのかいまのぼくには判らないんですが、チャレンジしたいと思います。

    それはいいけど、来週のぼくはどんな展開にすればいいのか頭を抱えそうなんだよなぁ。まぁ、それはいつものことですね。
    ということで「蜉」がどんな雰囲気の作品なのか、ぜひご一読をお願いします。いつものように、NOTE で公開しています。よろしくお願いしますね。

    うっかり閉め忘れた襖の影、街灯の届かないひっそりとした暗がり、朽ちかけている家の裏庭、築地塀に空いた穴の奥。
    気づかなかった身のまわりにある、隙間のような闇に、もしかしたらなにかが潜んでいるかもしれない……。

    朝早く眼醒めてしまった麻美は田越川の川沿いに散歩することにした。川沿いの桜に蕾が出はじめている。その途中、ふいに老婆に声をかけられた。その日の午後、結人とともにこの実と会った。この実はシャアハウスを探しているという。逗子についていろいろ話をする三人。話は田越川でのできごとにも及んだ。
    一週間ほどして、麻美はまた朝靄が立ちこめる田越川沿いを散歩する。また老婆にあった。その老婆から意外な言葉をかけられた。それは……。
ぜひ、お楽しみに。

    せっかくだから、読んだら「スキ」をしてくれると嬉しいです。
    ちなみに投げ銭もできます。文末の「サポートをする」をクリックすると、100 円からサポートできます。
    無料での公開なので、ぜひ協力お願いします。

「ものがたり屋 参 蜉」その 1
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