地球に海があるのは、遙か昔の宇宙の奇跡のおかげだったんだねぇ


    ネットのある生活になってなにが変わったかというと、とにかく解らないことはすぐに調べられるということだ。
    いわゆる「ググる」ってことだね。ともかくずばりと解答が見つかる場合もあるし、大いなるヒントが得られることがある。
    ということで物書きをしていて、これは大いに助かっている。

    書いていて、意外にこの単語って正確な意味はなんだろうとか、類語にはなにがあるんだろうとか、また使い方はどうなのかといった疑問にぶち当たることが多いのだ。その都度、だからググっている。
    ときにはまったく知らなかった、しかしちょっと必要な情報を調べることもある。いま「ものがたり屋 参」シリーズの第十五話「蟲」を書いているんだが、蝶とか蛹とか羽化についてはかなり調べた。その昔なら図書館にいって、傍らに詰んだ本と首っ引きになるところだが、いまだとささっと調べられる。しかも、ドキュメントだけじゃなくてビデオなどの画像を見ることもできる。
    そうなんだよ、羽化のシーンなんて簡単に見られてしまう。しかも原稿を書きながらだ。いや〜、なんていう時代だ。まことにありがたい限りである。

    ときどき原稿を書いていてつい関係ないところまで疑問を抱いて、つい調べてしまうことがある。
    このところいろいろと調べたのが、なぜに地球には水があるのかということだった。海のある街に住んでいて、いままで疑問に思ったこともなかった。けれどふとした疑問がきっかけなんだが、改めて考えてみるとなぜ地球に水があるのか、ぼくはきちんと知らなかったのだ。
    あなた知ってますか ?

    こういう知識ってとくに生活に必要のあるものでもないし、蘊蓄としてだれかに話したくなるような話題でもない。けれど、こういう知識を蓄えていくのは、人としてあるべき姿じゃないかと、ぼくは思っている。雑学に近いかもしれないけど、そういった雑多な知識が直接ではないけど、間接的に、あるいはまったく表には出ないことはあっても、人や人生を豊かにするとぼくは思っている。

    なぜ、地球に水があるのか。
    太陽系には大きく分けて二種類の惑星が存在している。これはスノーラインの内側か外側かで決まるわけだが、内側では水は気体の水蒸気になり、外側では固体の水になる。だから内側の惑星は岩石の惑星になり、外側は氷の惑星ということになる。ちなみにこのスノーラインは太陽系の場合、小惑星帯のあたりになる。

    つまり地球はその誕生時には水が固体として存在しないはずの惑星なのだ。なのに海がある。どうしてなのか ?
    木星が関わっているんだそうだ。木星が誕生したことにより重力の偏りが発生して、氷に覆われた小惑星たちが地球に降り注いだ結果なんだそうだ。なんと宇宙はまさに奇跡を起こす場所なんだねぇ。それは知らなかった。

    ということでこの太陽系第三惑星は水を湛えた星になったわけだ。
    これが海と陸のある星になるまでには、まださまざまな奇跡が重なっていて、そのひとつがなかり大きめの小惑星の衝突、ジャイアントインパクトも関係しているらしい。この大きめの小惑星って、なんと火星と同じぐらいのサイズらしい。それが地球にぶつかり、地球は自らを溶かしてしまうほどの高温になり、それが冷えていきいまの地球になっているということだ。

    毎日のように海を眺めているんだが、その昔は遙か彼方の小惑星帯から運ばれた氷の塊がそのはじまりなのかと思うと、なんだか大いにこころを揺さぶられる。
    いや〜、まさに奇跡の積み重ねで、この地球が、この陸地が、この海が、そしていまのぼくがあるんだね。なるほど。

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