今回から抗癌剤の組合せが変わって、経口薬も加わったけど


    抗癌剤の点滴が再開になってから、基本は二週間サイクルでの点滴となっていた。といっても、なぜか二週間後だと白血球や好中球といった免疫系の数値がよろしくなくて、さらに一週間延びることがほとんどだったけど、ともかく前回の点滴から二週間後ということで病院にいってきた。

「イリノテカン」という薬が前回はここまでダメージを食らうことはなかったんだが、やはり体力の問題なのかこのところキツいということもあって、前回はこの「イリノテカン」はパスすることになった。
    つぎの点滴までにということで造影剤を使った CT 検査と、それからマイクロサテライト不安定症 ( MSI ) 検査を受けた。
    CT 検査はきっと想像がつくだろうが、この MSI 検査ってなんやねんというのが正直なところだと思う。ぼくもそうだった。担当医に「遺伝子の検査していい ?」と訊かれて、そのまま首を縦に振っただけだ。
    これはリンチ症候群 ( HNPCC ) が遺伝性の病気で、家族に 50% の確率で体質が受け継がれる可能性があるものらしい。大腸癌の中にはこのリンチ症候群で発症するケースがあるんだとか。まぁ、聞きかじりなので、詳しく知りたい人はそれなりに調べてもらえたらと思う。

    遺伝子の検査で特別なにかをするわけではない。ぼくの場合は基本的に通院するたびに採血しているわけで、その血液で検査をしてくれたようだ。今回、薬の組合せを変える際の参考にしたいということだったんだよね。
    ということで、ぼくは陰性、つまりリンチ症候群の可能性は低いということだった。

    さて、それはいいとして CT 検査だ。癌が発見されたときから比べると劇的といってもいいぐらい、まぁ、勝手にぼくがそう思っているだけだけど、小さくなったわけだが、その状態からじわりじわりと増えているようだ。あまり喜ばしいことではないが、このところ体調はいい感じだし、抗癌剤の副作用で日常生活に困るようなことはほとんどないので、このままでいいかなとは思っている。

    ただこういう状態ということはいまの薬がさほど効果を発揮していないということでもある。
    ということで、薬の組合せを変えることになった。手を替え品を替えといったところだけど、基本的な主成分は同じだ。「アバスチン」に「イリノテカン」と「5-FU」だ。今回からこの「5-FU」を経口薬に変えることになった。

    この経口薬だけど何度か痛い眼に遭ってるんだよねぇ。一度目は体調不良になり結果として入院しちゃったし、二回目は足の裏がベロベロになって歩行困難になってしまったわけだ。
    ということでトラウマとはいわないけど、あまりいい印象はない。けれど、この「5-FU」は 46 時間かけて注入するために、点滴後二日はポンプをぶら下げて生活しなゃいけないわけで、それから解放されるということは、それはそれでいいことなんだけどね。

    点滴の時間はだからさほど変わらない。吐き気止めを点滴して、つぎに「アバスチン」、そして「イリノテカン」だ。
「5-FU」は錠剤で朝晩 14 日服用して一週間休薬するサイクルになる。だから点滴も基本は三週間サイクルということになる。
    まだこの経口薬を服用するようになって三日ほどだけど、いまのところ目立った副作用はない。どうも手足症候群に注意ということで、足の裏がまたやられる可能性はあるみたいだけどね。
    でも、今回はやはり「イリノテカン」の副作用の方がキツい感じかな。月曜日に点滴したけど、火曜日はほとんど身動きできそうな気がせず、昨日はやっと海までは散歩できたけど、原稿書きなんてことはまったくできなかったからね。

    さてと、これからどうなるのか。癌サバイバーとして、じっくりと生きていきますかね。
    ちなみに経過を確認したいということで、また来週の月曜日に通院だ。

「今回から抗癌剤の組合せが変わって、経口薬も加わったけど」への2件のフィードバック

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