ダウンロード数が 5,000 寸前になったんだけど、電子書籍ってどうなんだろう

    自分の作品を Web ではじめて公開したのは、もうかれこれ 18 年前のこと。2003 年 1 月 10 日だ。いや〜、そうか、そんな昔だったか。
    まだブログなんてものも普及していなくて、それこそようやくさまざまな人たちが Web、インターネットを囓りはじめた頃といっていいだろうか。縦書きに拘って、工夫した結果、縦書きの原稿の画像を貼りつけるという、まぁ、そういう意味では技術もなにもあったものじゃない力業で公開していた。
「ものがたり屋」の最初のシリーズ六話だ。

    読んでくれている人なんていないだろうと思ったら、仕事先で「あれ、面白かったですよ」なんていわれて驚いたことがあった。まぁ、遠い昔の話です、はい。
    それからいろいろと Web というか、ぼくのサイトで公開してはきたけど、やはりどう考えても広く世間に届けることなんてできるはずもなく、それはそれでどうしたものかといろいろと考えてきた。

    その結果のひとつが NOTE での公開だ。さらにこれだけではどんな人たちが読んでいるのか、その手応えを得ることができず、さらにやってみたのが電子書籍の販売だった。
    これは 2019 年の 11 月にはじめている。最初のタイトルは「夏海と拓海」で、11 月 18 日に販売をはじめた。つぎに「ものがたり屋」の最初のシリーズを、それから「ロングボーダーの憂鬱」を発売してきた。
    でも、両手で数えられるほどしか売れなかった。
    そりゃ、そうだよね。だってどこまで告知が行き届くかということもあるし、せいぜいがぼくの知り合いの人たちが好意で買ってくれたという範囲を越えることはなかった。

    はじめから Amazon で売ればということもじつは考えてはいた。考えてはいたけど、しかしなにか踏み出せなかったのも事実だ。
    でもこの状況が決して喜ばしいものでないことだけは確かだった。
    やっぱり Amazon か。ということだね。それに踏み切ることにしたのは、「ものがたり屋 参」シリーズの NOTE での公開をはじめて、作品が溜まりかけてきたということもあるし、ひとりでも多くの人にぼくの作品を読んでもらいたいと気持ちを抑えきれなくなったからだ。

    ということで、去年の 9 月に第一弾として「ものがたり屋 参」の最初の三話分を販売開始した。じつはどんなことになるのか戦々恐々だったことを覚えている。
    こう見えても結構肝っ玉ちいさいのよ、じつは。ふむふむ。
    それでも両手を越えるぐらいだったかな、最初は。やっぱりね、とは思ったものだ。

    やりはじめたことはしばらくは継続しないと意味はない。ということで、第二弾として愛着のある作品「夏海と拓海」の販売をした。これが思いもよらず 100 を越えるダウンロードとなった。いやこれは嬉しかったなぁ。10 月に販売をはじめたんだけど、11 月と合わせて 300 を越えるダウンロードになった。
    第三弾はぼくにはめずらしいドキュメンタリーもの「腸をなくした男 ─ 目覚めたら人工肛門になったぼくが、うんちにまみれながらもがいて、首を吊るまでの五六〇日間 ─」だ。12 月に発売をはじめたんだが、これがなんと 1,500 ダウンロードを越えて、さすがにこれには驚いてしまった。

    いい意味での手応えをはじめて感じたといっていいかな。
    そうか Kindle 版の方がやはり手に取りやすいのかということもある。というのは電子書籍の販売をはじめるときにいろいろとアドバイスされたんだが、やはりその意見のひとつにこれがあった。
    システムに対する信頼感だ。
    ぼくが自分のサイトでちまちま販売しているのは、それはそれでいいんだろうが、ではそのシステムはどうなの ? という疑問を払拭することは、やはりできなかったわけだ。大手の出版社なら別なんだろうけどね。
    ということで、世間にその名が通っていない場合は、やはりこういう社会的に認められた場所で販売していくというのが、正当な手続きなんだろう。

    あっ、いかん、話が長くなってしまった。
    なにがいいたいのかというと、じつはいままでに Amazon で出した三冊のダウンロード数が、あとちょっとで 5,000 を越えるところまできて、改めて電子書籍とその販売についてつらつらと考えてみたかったのだ。
    でもなんだか、これまでの経過を紹介するだけで終わっちゃったな。

    きっとこの考察について続編を書くことになると思う。
    いままでぼくの作品をダウンロードしてくれた方にあらためてお礼を伝えたい。
    もちろん、これで終わりではないので、これからもひとりでも多くの方に読んでもらえるよう、ご協力をお願いします。

    第四弾を今週発売する予定だったけど、申し訳ないことに最終の校正がまだ終わってないのよ。
    これで大丈夫だろうと、昨日なんだけど読み返してみたら、まだあちこちに誤字脱字が見つかって、ちょっと手子摺ってます。
    さすがに来週には販売できるかな。それはそれでお楽しみということで、よろしくお願いします。

ちなみにタイトルは「ものがたり屋 参 その弐 藏・壁・曇」です。

NOTE 「 Zushi Beach Books」
Digital Dream Design –「 Zushi Beach Books」

  

One Reply to “ダウンロード数が 5,000 寸前になったんだけど、電子書籍ってどうなんだろう”

  1. […]     この前にもいろいろと経緯を書いたけど、 Amazon での電子書籍を販売をはじめたのは、去年 2020 年 9 月のことだ。第一弾は「ものがたり屋 参 その壱」ということで […]

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