オーディオブックと本 さて、どちらが読むということなのか


    本は読むもの。それがぼくの常識なんだが、世界的なレベルで考えるとそういうわけでもないらしい。
    いや、アメリカでは車の中で聴くためにオーディオプックがあることは知っていた。知っていたけど、さすがに食指が伸びることはなかった。確かに iPhone が発売されて、たとえば Podcast があって聴くコンテンツがあることは知っていたし、でもぼくの中ではどちらかというとラジオ的なコンテンツというイメージ大きい。

    ぼくの NOTE で音声コンテンツをテスト的にいくつか作ったことがあったけど、しかし、自分で書いた作品をそのままオーディオにするという発想はまったくなかった。いまでもそれはないかな。
    解説本ならまだわかるんだが、たとえば小説となるとどうしても自分の中でのイメージに関わってくるような気がする。
    小説の中の登場人物がどんな声で喋るのかなんてことは、やはり自分の中でのイメージを大切にしたいと思うからだ。これが、だれかが作ったものだとその人の作品になってしまって、そもそも書いた人の作品とは違ったものになってしまう気がする。

    原作ものの映画があったとしても、やっぱり映画は映画で、原作の小説は小説じゃない。だからいままでまったくオーディオブックというやつには興味がなかったし、ぼくにはまったく関係ないと思っていた。
    思っていたけど、昨日、Amazon からオーディオブック一冊無料キャンペーンのメールが届いていて、ちょっと試してみる気になった。
    いや、こういう情報が飛び込んでくるときって、それを試すタイミングがじゃないかと思うようにしているからなんだよね。だからすぐにメールのリンクを辿って、登録をして、まずは一冊分ダウンロードしてみることにした。
    一冊分は無料だからね、なにも遠慮することはない。

    それでなにを聴こうかとリストを眺めながらあれこれ考えてみた。
    もちろん小説はパスだ。あくまでも自分で読みたいからね。それじゃビジネス本はどうだろうということで、前に読みたいと思っていて、いつのまにか本屋の棚から消えていた「一兆ドルコーチ」をダウンロードしてみた。

    これはシリコンバレーで「ザ・コーチ」として知られ、あらゆる成功者に慕われた伝説のリーダー、ビル・キャンベルの教えをまとめた本だ。スティーブ・ジョブズやエリック・シュミット、ラリー・ペイジなどがその教えを伝授されたといわれいている。
    ということで興味があったんだが、いまさらビジネスといってもまなぁ、ということで躊躇していたら本屋から消えていたわけだ。

    ものは試しということでダウンロードしてすぐに聴きはじめた。
    なるほどオーディオブックというのはただ聴くだけなので、音声を流しながらいろいろとほかのことができる。でもね、ぼくは聖徳太子ではないので、ちょっと集中することがあると、聴いているはずの音声が右から左へと流れていってしまう。
    こんな聴き方で、一冊読んだことになるのかちょっと疑問なんだが、これはどうなんだろうねぇ。きっと何度も何度も聴くことで意識に刷り込むってことなのかもしれないな。

    まだ第二章の途中なんだが、とりあえず最後まで聴いてみることにしよう。それからこのオーディオブックという形式のコンテンツがぼくにとってどんな存在なのかを判断していもいいだろう。
    流しっぱなしということでいえば、いまは YouTube コンテンツもそんことになっているんだけどね。

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