国際的なプロジェクトに圧力をかけるのも学問の自由なんだって


    テレビはないし、新聞も取っていないので、もしかしたら世間とかなりズレているのかもしれない。
    それでも気になるニュースはそれなりに耳に入ってくるので、さほどのズレはないと思うんだが、世間の温度感というやつがよく判らなくなっている。
    まぁ、YouTube コンテンツなどをせっせと見ていると、どうしても左向きのその手の話を聞くことがなくなっていることが大きいのかな。

    どうやら菅政権の支持率が低下したらしいけど、といってもそもそも最初の数字が高すぎた気がするんだけど、その中味を確認してみると、40 歳以下は高く、60 歳以上の支持率が下がっている。
    ということはテレビが主な情報ソースになっている人たちの支持率が下がっているということになるのかな。どうも日本学術会議のことであることないこと騒いでいることが影響しているんだろう。
    来週、開かれる臨時国会でもまた野党は騒ぐんだろうが、しかし、これのどこが問題なのか、やっぱりぼくにはよくわからない。

    まず六人の任命を見送ったことについて説明しろという話があるが、それならまず学術会議が推薦した理由を明確にすべきだろう。そもそも国家公務員の任命権が総理にあるのはあたりまえの話だし、任命をしなかった理由を開示する必要はないとは思うんだけどね。
    なんでも学者の国会などという人がいるらしいけど、民主的に選ばれず、推薦という意図的な選任をしている段階で学者の全人代だと揶揄されても致し方ないだろう。

    学問の自由ということをいわれるんだが、それでは質問したいんだが、任命されなかった六名はそれではこれから自由に学問をすることができなくなるんだろうか ? また、日本学術会議に選ばれなければ、自由に研究できないことがあるんだろうか ?
    そんなことはないよね、いまの日本では。
    もし圧力があるとしたら、やはり日本学術会議が謳っている軍事に関わる研究はしないし、させないという圧力の方がよほど学問の自由を侵害していると思う。

    岩手県でおこなおうとしている国家的なプロジェクト「国際リニアコライダー」にも猛反発していて圧力をかけている。これって地下 100 メートルに、全長 20 キロに及ぶ加速器を建設して、ヒッグス粒子や宇宙を構成するダークマターなどを解明しようという壮大なプロジェクトなのだ。
    なのにこれに反対している。なぜかっていうと、このプロジェクトに多額な金額が計上されると、ほかの研究費が圧迫されるんじゃないかという、それってどういう理由だよという理屈だ。

    国際的な研究でもあるこのプロジェクトに反対するってなんだか学術会議の存在意義そのものに対して首を捻らざるをえないよね。
    まぁ、GHQ の意向で設立されたという経緯もあるし、この際、その存在自体、考え直すべきだろうと思う。
    学問の自由ってことでさわぐなら、隣の国が内モンゴルで言語を破壊して、それこそ学ぶ自由を奪っていることを糾弾するならわかるんだけどね。どうもこの手の人たちって、ほかの国が人権を侵害したり、弾圧したり、あるいは民族を絶滅しようとしていることには、いっさい言及しないんだよね。
    そのくせ、その国の中国科学技術協会とは協力の覚書を交わしている。

    それって学者としてはどうなのと思うんだけど。

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