革命って言葉があるけど、その意味っていったいなんなのだろう

    The Beatles はぼくにとっては音楽の神様なんだけど、好きな曲のひとつに「Revolution」がある。
    同じタイトルで 3 バージョンあるんだが、一番好みなのはスローテンポでジョンが唄っている「Revolution 1」といわれているバージョンだ。時代的には 1968 年の録音でベトナム戦争が激化していて、ジョンが政治的な主張を公にするようになった頃かな。

    そのまま日本語にすると革命ということになるんだけど、さて、革命ってなんだろうとこの頃はまったく考えたことはなかった。
    世の中が大きく変わることが革命だぐらいに適当に考えていたんだよね。
    ほら世界史で習ったのが名誉革命だったり、無血革命だったりしたからなのかな。でもロシア革命だったりとか中国の易姓革命だったり、じつはいろいろな意味合いが含まれている。

    じゃ、日本はどうかというと、これは革命でしたと日本史としては習ったことはなかったんだけど、じつは革命だったといわれていることがいくつかある。
    たとえば大化の改新だったり、承久の乱だったり、明治維新だったりね。でも、これが「革命」といっていいのかどうかはちょっと疑問だと個人的には思っている。

    世の中が大きく変わったのかもしれないけど、国の形、國軆ということでいえば変わっていないからだ。ぼくとしては統治体制が入れ替わることが革命なんじゃないかと考えていたからだ。まぁ、そのあたりの定義ってのはきっと学問的なものがもしかしたらあるのかもしれないけどね。

    で、迂闊なことに「八月革命説」という学説があることを、毎度のことで申し訳ないんだが、この歳になるまでお恥ずかしながら知らなかった。いや、マジで。
    これねぇ、あくまでも「八月革命説」ということになっているんだけど、ポツダム宣言を受諾したことによって、日本に革命が起こり、主権が国民に移行し、日本国憲法が制定されたということになっているらしい。

    いや〜、ぼくの頭が悪いからなのか、これがちょっと理解できない。でも、東大憲法学ではこれが常識となっていて、じつは現代の日本の憲法解釈はこれがベースになっているらしい。
    これを知ったときに、ああ、だからぼくはいままで偏向していたのかと納得がいってしまった。

    要するにそれまで日本が積み上げてきたもののすべてをこの段階で卓袱台返しして、チャラにしましょうということを意味しているからだ。この前「WGIP」の影響についても書いたけど、どうやらこのふたつが、ぼくが左を向いてしまった根本的な原因だったのかと思い至ってしまったわけだ。

    高校時代の先生たちのほとんど、いわゆる日教組にどっぷりの先生たちもそうだったよなぁと、いまになって大いに頷くことになったわけだ。ある先生なんか、防衛大学に進学した生徒がいたといって嘆いていたっけ。
    まぁ、斯様な環境で育つとやっぱり左向きが基本になっちゃうのかもしれないなぁ。やれやれ。

    ということで、まぁ、この歳になってなんだけど、もしかしたら本当の意味でのこの国の歴史をちゃんと受けとめられるようになってきたのかもしれない。
    いや、なにごとも遅すぎるということはないのだ。だから、いまからでもいいんだよね。
    そうぼくは思っている。


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