I’ll send an SOS to the world

 相変わらず腹ぺこな夕焼けフォトグラファー / 物書き / デジタルコンテンツデザイナーの竹井義彦である。
 メインの食事を一日一食にして早十日ほどが過ぎた。
 しかし、いまだにこの身体はこの生活に馴染んではいない。まぁ、長年続いた習慣はそんなに簡単には変えられないということなんだろう。これは身体のことだけでなく、もしかすると頭の中もそうかもしれない。
 それでいて気がつくといつの間にか新しい習慣が身についていくのだろう。だからこそ継続することがなによりの鍵となるわけだ。
 なにをしても学びはあるということだね。
 三十過ぎて達観した気になっていたぼくなんかほんとうにただの世間知らずだったんだなぁ。そんなぼくとつき合ってくれたみんなには改めてお礼をいおう。きっとただの生意気な中途半端野郎だったんだろうなぁ。
 ほんとうにありがとう。

 そうひとつ気がついたことがある。いつの間にかウエスト周りが細くなってきている。余裕でベルトの穴ひとつというところまではいかないが、無理をすれば可能なレベルだ。贅肉が落ちてくれているといいんだが筋肉まで落ちているとなるとちょっと考えものだよな。
 朝の空腹感にはかなり慣れてきてはいる。確かに胃袋の痛切な訴えは続いているけれど無視することができるようになってきた。その代わりといってはなんだが夕暮れの胃の痛みはまだ続いている。相変わらずすこしだけふらつきながら帰路についている。やれやれ。
 これに慣れてしまえばこの生活も捨てたモノではないと真剣に思っている。

 チャレンジ期間が終了しても、ということは来月の入金以降もということだけどしばらくこの生活を続けようとは考えている。
 ただ問題はそこにたどり着けるのかということになりつつある。
 まぁ、早い話が財布が空になるということだね。手元にある金額で考えるとどうやって生き延びてもあと一週間ほどですっからかんになる。
 まだ経過したのは十日ほどだ。日数を計算してみるとどう考えても二十日以上は手元になにもない状態で生き延びなければいけなくなる。仕事に出かけることもできなくなるので、そうなるとそのまま朽ち果ててしまうことになる。
 うむ、餓死確定なんだろうか ?

 ということでこのところぼくの頭の中で The Police の「Message in a Bottle」がベビーローテーションで鳴り響いている。もちろん一番大きく聞こえるのはサビの部分だ。
 I’ll send an SOS to the world
 I’ll send an SOS to the world
 I hope that someone gets my
 Message in a bottle

 とはいえこんな叫びなんてどこにも届かないことは充分承知している。

 しかし、この先どうなるのかはマジで考えなければいけない状況であることは確かだ。
 しかし、ぼくって人望ないんだな。
 そのことだけは、よくわかった。やれやれ。

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