まるで夏が雲隠れ どうやら七月は梅雨のひと月になってしまったらしい


    どうやら今年の七月は梅雨月となってしまうようだ。文月っていい方もあるんだけどねぇ。梅雨がこのまま続きそうだ。
    梅雨明けしたのは沖縄と奄美だけなんだよねぇ。今年の夏はどこにいっちゃったんだろう ?
    ちょっとデータ的な話をすると 6/25 から 7/21 までの日照時間の平年比は東京で 52%、横浜で 56% だそうだ。いつもの半分ほどしか、陽射しがなかったということだ。だからか、なんだか毎日曇ってるか、雨が降っているか、そんなイメージしかないんだよねぇ。
    降水量だと、同じ時期の平年比は東京で 159%、横浜で 231% なんだそうだ。なんと横浜は例年の二倍以上降っているということわけだ。そりゃ、傘が手放せないはずだわ。
    九州では、半日で七月一ヶ月の降水量に匹敵する雨が降ったそうだ。

    前にもちょっと書いたけど、基本的には冷たく湿ったオホーツク海高気圧と暖かく湿った太平洋高気圧がちょうど日本列島の上空でぶつかり合いできた梅雨前線が雨を降らせるわけだ。
    いつもなら太平洋高気圧の勢力が強まり前線を押し上げて梅雨が明けるんだが、今年はなかなか押し上げてくれない。

    どうしてかというと、どうやらインド洋が影響しているらしい。付近の海面水温が上昇していて、大量の水蒸気を含んだ空気が上昇気流となって、フィリビン近海の上空に流れ込み、結果としてこの時期に発生する上昇気流を打ち消してしまっている。
    そこへ太平洋高気圧がこのあたりに張り出して、その結果として日本列島の上に居座った前線を押し上げることができないでいるらしい。しかもインド洋で発生した大量の水蒸気がそのまま梅雨前線に流れ込み、その結果、日本に大量の雨を降らせているんだとか。
    なるほどドミノ倒しみたいだな。

    それにしてもオリンピックは延期になっちゃったし、武漢ウイルスのせいで海水浴場もなくなっちゃったし、今年はまるで夏がどこかへいってしまったようだなぁ。
    まぁ、高きから低きに流れるのは万物の理だけど、空気ってのは意図を持って動かせないからなぁ。やむを得ないといえばそれまでだけど、しかし夏の陽射しがもたらしてくれていた開放感とか、アクティブなモチベーションってのを感じられないというのは、これはこれで大きいことなのかもしれないなぁ。

    こんな時期だからこそ、青空がほしいのはぼくだけじゃないと思うんだけどねぇ。

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