決壊しかけたのはぼくのパウチ 腹痛は腸閉塞のサインだった ぼくも癌でした


    こんなことは滅多にないんだが 40 時間ほど身動きできずに家で眠っていた。
    こんこんと寝続けることができればよかったんだけど、体調がよろしくなくて、暫時、眼を醒ましてトイレに駆け込んでいた。トイレで吐いては、そのままへろへろと倒れ込むといった具合を、じつは日曜日の夜中から月曜日の夕方近くまで続けたのである。

    いや〜、いままでこんな形で吐いたことはなかった。というのも、月曜日の午後にはドブ臭い液体が吹き出たのだ。これ、どう考えても小腸から逆流しているとしか思えず、そもそも胃の出口には幽門があって、そんなことはないはずなんだが、胃が空っぽなのにこんなものが出るというのは、やはりそう考えるしかない。

    そもそもなぜにこんなことになったのかというと、どうも腸閉塞を起こしかけていたようなのだ。そういえば土曜日の夜から激しい腹痛に苛まれ、日曜日には食欲もなく、一日それとなく過ごしたのであるんだが、よくよく考えてみれば日曜日には排泄をしていなかったので、もしやと思ったのだ。

    まぁ、ここで素直に病院にいけばよかったのかもしれないんだが、水曜日には通院の予定もあったし、どうせ病院にいっても下手したら鼻から管突っ込まれて、ベッドで横になっているだけなので、なら家で横になっていてもいいかということで、月曜日は一日くたばったままであったのだ。

    月曜日の午後になり、吐き気も治まり、ようやく腸が動き出した気配があり、これならもしかしたら回復してくれるかもしれないと思って安心して横になっていたら、なんと火曜日の朝、パウチが決壊しそうになってしまったのであった。
    というのもここまで具合が悪いと便は水になってしまうわけだが、個体のうんちと水便ではその体積がまったく違うのである。というか、水分を吸収し終えたのがうんちであって、この水便はうんちの出来損ないなんだが、その量が多すぎでパウチから溢れそうになってしまったのだ。

    ということで、慌ててトイレに駆け込み、パウチを交換して、たっぷりとシャワーを浴びて、火曜日も一日おとなしく家にいたのであった。
    ふだんなら日記を整理したり、blog や原稿書いたりするんだが、月曜・火曜の二日間はまったくなにもせずに、完全休養日にした。

    水曜日には予定通り通院して、抗癌剤を投与してもらったんだが、ついでに栄養点滴も受けてきた。週頭から二日間まったくなにも口にしてなかったので、このままだと文字通り身動きできなくなっちゃうからだ。
    ともかく昨日からすこしずつ食べ物を口にすることができるようになった。
    腹痛もほとんど治まったし、なんとかふつうの生活ができるようにこの連休はおとなしく過ごすことになると思う。

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