将来世代に回すツケなんてないらしい 経済の基本をちょっと調べてみた


    将来世代にツケを回してはいけない。
    多額の財政負担が将来世代の負担になるというお話を、このところあちこちで耳にする。さて、なにが負担になるのか、ぼくにはよく判らない。そもそも、その昔、プライマリーバランスがとか、政府は多額の借金を背負っているなんて話があったが、あれは事実ではない。IMF が国のバランスシートを元に財政状況を評価しているんだが、日本には債務はないということだ。あれ ? 危機はどこにいったの ?
    まぁ、財政危機なんてそもそもなかったのである。だれがそんな話をまことしやかに流したのかは考えるまでもないよね。
    だからいまだにその手の話をしている政治家や経済評論家がいたとしたら、ただの不勉強かフェイクを流しているということになるかな。

    で、今回のコロナ対策の財源は血税だとかってことをいう人がいるけど、それは明らかな勘違いだそうだ。これはぼくがいっているのではなく、高橋洋一先生が仰ってる。
    今回発行される国債は日銀がすべて引き受けている。専門用語でいうとシニョリッジ、通貨発行益というらしいんだが、国債を引き受けて、通貨を発行するので、これは財政負担ではないということになる。そもそも日銀が買い入れた国債は、日銀が持っている限り返済負担が生じないことになっている。なぜかというと、国債の償還を新たに発行する国債で借り換えることができちゃうのだ。これは日銀乗換というらしい。
    お〜。だからツケなどはないのである。なるほど。

    しかし、前にも書いたけど、今回のことでも痛感したんだが、やはり経済学ってのはなによりも根本的に学問のひとつなんだね。なにしろ、経済が世界を動かしているからだ。
    今回の世界的な混乱でハイパーインフレになるとか、銀行破綻だとか、預金封鎖なんてことをいっている人もいるらしいが、そんな混乱は起こらないと思う。いや、経済的な打撃は大きくなると思うけど、1930 年代の世界恐慌とは時代が違う。
    経済学の進歩もそうだし、いろいろな経済対策を学んできているからだ。
    歴史は繰り返すだろうが、しかしそのたびに人類は乗り越える力も得ているのだ。だからいまのこの世界がある。

    しかし、増税したがる人たちの頭ってのはどうなっているんだろうねぇ。安定財源の確保ってことなんだろうけど、消費税だって、上げるたびに消費が冷え込んで税収が減っているんじゃないかと思う。むしろ、減税して消費を増やして、経済をよくすることで税収を増やす方がいいと思うんだけどなぁ。

    ということで、この時期に将来世代にツケを回してはいけないとか、増税なんてことをいっている人は、根本的に勉強し直した方がいいと思う。
    まぁ、余計なお世話なんだろうけど。

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