歴史はつねにアップデートされる いろいろな視点が大切だよね


    この歳になってなんだが、いろいろなことを新たに知ることになっている。
    いや、まぁお恥ずかしい話の満載になっちゃうかもしれないんだが、ぼくがどんな屈曲した歴史を学ばされてきたかということにもなる。
    そもそも歴史の最初の方に学ぶ「四大文明」だが、これがなんと嘘っぱちだったりするのだ。ありゃ、ま。
    だいたい世界中でこういうバカなことを教えている国は日本だけなんだそうだ。この「四大文明」という考え方は 100 年以上前のひとつの仮説に過ぎない。だって、世界中にこれに属さない文明がいっぱいあるからだ。ほら、マヤ文明ってここに入ってないよね。あとはケルト文明とか。ストーンヘンジってなんなの ? ってことになる。

    中谷彰宏氏によると「歴史は仮説である」ということらしいので、いろいろな説があってもいいけれど、やはり事実というものは隠せなかったりする。
    たとえば世界最古の摩耗石器は日本から数多く出土している。約 4 〜 3 万年前だ。岩宿遺跡で発見されてのちに関東・中部地方を中心に100 箇所ほどから出土している。一箇所なら、もしかしたらなにか特別な理由があったのかもしれないけど、これだけ多く出土しているとこれは確実だ。
    ちなみに次いで古い摩耗石器はオーストラリアから発見されていて、これが 2 万 9000 年ほど前。さらにオーストリアやロシアからも出土しているけど、2 万年ほど前だ。四大文明とはまったく関係ないでしょ。
    中国大陸だとだいたい 1 万年ほど前らしい。
    土器も日本の縄文土器はかなり古い。約 1 万 6000 年ほど前だ。

    日本では特有の文明の萌芽が育まれていたということだ。確かに稲作は中国から伝搬している。半島からではなくて、中国から直接ね。
    ということで、なにもかもが中国やあるいは半島経由で伝えられたというのは間違いだといえるだろう。
    なんだか日本列島ってのは、その大昔から地政学的にもとても特異な位置にあったということかな。だからここから見えてくる歴史は、ぼくが学校で習ったものとはまったく別物になる可能性がある。

    そもそも歴史というのは、どういう視点から捉えるのかという点が大切だと思う。
    あらためて「歴史は仮説である」という言葉を持ち出す必要もないけれど、唯一の視点というものは存在しない。だから幅広いさまざまな視点で歴史を見直すというのは、価値のあることだと思うんだよねぇ。
    西洋史・東洋史に日本をくっつけてということではなく、たとえば前にも読書メモを書いたけど「学校では教えてくれない世界史の授業」のように、西世界・東世界・イスラム世界という見方もあるし、これはついちょっと前に知ったんだけど「どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史」ではモンゴル帝国からはじまる世界史という視点を教えてくれている。って、ざっとその内容を YouTube のコンテンツで知っただけで、まだ読んでないけどね。

    しかも過去の歴史はアップデートされる。ま、たとえば分子生物学だったり、言語学だったりとほかの学問との絡みで新しい事実がその姿を現すということもあるんだけとね。
    ということで、その昔に習ったことを、また改めて学び直すということも必要なんだねぇ。
    

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