運気を磨く~心を浄化する三つの技法 読書メモ


    今年の 1 冊目。田坂 広志著「運気を磨く~心を浄化する三つの技法」読了。
    なんということだ。今年はじめて読了した本である。すでに一月が終わっているというのに、今年は読書に関しては恐ろしいほどのスローペース。とはいえ、読書をしていなかったかといえば、そういうわけではなく、再読が多かったからなんだけどね。などとちょっと言い訳してみる。

    ぼくが自分自身の無意識の声を聴きたいと blog に書いたところ、友だちの岡本さんが勧めてくれた一冊だ。ぼくはすぐに書店へと出向いて購入した。
    じつはこの本については本屋で何度か見かけたことがあったのだ。ただ田坂氏の本を以前、何冊か読んだことがあったけど、なんとなくぼくと合わない感じがしたので敬遠していた。しかし、今回、なぜぼくがそう感じたのかその原因も解った。
    ぼくは彼が書いた「企画力」とか「営業力」なんてタイトルの本を読んだんだが、ぼくが求めていたのは文系の本だったのだ。そう田坂氏は工学博士だったことを知らず、彼の思考回路が理系だったから、なんとなくピンと来なかったのだ。

    今回は理系としての考え方でアプローチする「心」の分野ということで、納得ずくで読んだから、とてもすんなりと腑に落とすことができた。おもしろいものだ。
    彼の半生の経験を通して「運気」というものを分析して、それに対する「技法」が紹介されている。この「運気」の分析がとても工学博士らしくて興味深い。文章もそういえばやや生難いけど、それが田坂氏の持ち味なんだねぇ。やっと解りました。

    無意識を三段階に分けていて、いわゆる「無意識」とユング的な「集合的無意識」、さらに量子物理学の分野で提唱されている「ゼロ・ポイント・フィールド」という仮説がキーとなる「超時空的無意識」だ。これらの「無意識」が「運気」というものと関連していると説いている。なんと理系っぽい話で。こういう分析はとてもおもしろい。
    無意識という話になると、どうしても説明が理屈ではなく「なんとなくわかるよね」みたいな文系的な理屈で語られることがほとんどだからだ。

    さて「無意識」についてはいろいろな議論もあるだけろうけど、その特長をきちんと、これまた分析した上で、心を浄化する必要が説明され、その技法がていねいに説明されている。
    その技法をひとつひとつ説明していくと、本をまるごと書き写すことになるので割愛するけど、これはぜひ一読してもらいたい。とても解りやすく、またすぐに実践できる技法になっている。

    その技法を読み進めていくうちに、おもしろいことに運の善し悪しとか、ポジティブな思考とネガティブな思考といった二項対立から、そのすべてを受け入れる「絶対肯定」という思想へと導かれる。
    これこそが良い運気を引き寄せることを超えた「人生を拓く」ための究極の考え方なんだと著者は結んでいる。

    工学博士が考える「運気」とはなんなのかということに、もし興味があれば、ぜひ一読をお勧めする。
    文系の本では語られることのない分析は、なかなか興味深く、また頷けることも多いからだ。

    この本で紹介されている技法を、ぼくはきちんとマスターしたいと思っているので、これから毎日、実践していくつもりだ。
    それで、ぼくの人生がどう拓けるのか。その答えは決まってるんだけどね。
    そのヒントを知りたい人も、ぜひ一読を。




One Reply to “運気を磨く~心を浄化する三つの技法 読書メモ”

  1. […] となくぼんやりとするわけだからね。     ただ先週読了した田坂 広志著「運気を磨く~心を浄化する三つの技法」によると、「瞑想」とは「自然の中に身を置き、自然に身 […]

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