はじめて手にしたカメラはなんだったろう いまは iPhone だけで撮っている


    はじめてカメラで写真を撮ったのは中学のときだ。
    友だちが誘ってくれて、電車で遠出をして、いろいろと撮りあったことが最初だ。仲のよかった友だち四五人と、その頃、名古屋に住んでいたので中央本線で恵那のあたりに出かけた。もちろんカメラなんて持ってなかったから親父に借りて、それで撮った。カメラはなんだったんだろう。もう記憶にないけれど、モノクロの写真を何枚も撮ったことは覚えている。
    偶然、そのすぐあと中学校の理科室で写真の現像もやらせてもらった。あれはなにがきっかけだったか。中学二年のときに、ぼくは科学クラブという部を作ったこともあって、理科の先生がいろいろと便宜を図ってくれた。それで現像をやらせてくれたんだと思う。

    写真屋に出して現像してもらったモノクロのネガで、何枚か焼いたことを覚えている。現像液に浸した印画紙にぼくが写した友だちの顔がだんだんとはっきりと現れてくるのが、なんだかマジックのようでとてもおもしろかった。
    高校に進んだときに写真部に入ろうかなんてことを一瞬考えたこともあったけど、別の理由があってぼくは演劇部を選んだ。それはまた別の話になるので、いずれ。

    それから写真とはまったく縁がなかったんだが、大学の五年のときに、そうぼくは二年留年しているんだが、テレビ朝日でアルバイトをしていて、番組のスタッフだったカメラマンと懇意になって、彼のアシスタントなんかもやらせてもらったことがあった。
    そうやって考えると、ぼくはなかなか不思議な人生を歩んでいるなぁ。

    その頃、彼のアドバイスで CANON の一眼レフを買った。ズームレンズ二本を合わせて購入して、いっぱしのカメラマン気取りだった。でも、そのカメラをもっぱら使ったのは彼女ができてからだ。被写体はもちろんその彼女だ。一度、仕事で富士スピードウェイの耐久レースの写真を撮らされたことがあった。その頃はコピーライターをしながら、必要なことはなんでもしていたからなぁ。しかし、クライアントも無茶だよね。いきなりぼくにレースの写真を撮らせるんだから。でも、何枚かばっちりいい写真が撮れて、雑誌広告に使った。

    そんなこともあって写真とはなにか縁があるようだ。
    だから、デジカメが世の中に登場したらいち早く入手していろいろと撮るようになった。デジカメも最初は玩具みたいなものだったのが、いつの間にか主流になって、いまや写真はデジカメで撮るのがふつうだからね。
    しかも、iPhone がこの流れをさらに違う意味で加速させてしまった。iPhone だけで完結してしまう。iPhone を手にしてからはぼくが写真を撮る頻度は格段に増えた。毎日あたりまえのように何枚も写真を撮る。一時期、夕焼けを撮っていたときには 50 カット前後は平気で撮っていた。

    それがいまでも続いている。
    ぼくにとって写真ってなんなのか、まだその答えをきちんと出せるまでには至っていない。それでも、ぼくが撮ってきた写真をきちんと観直してもいいんじゃないかと思うようになった。
    きっかけはいま制作が進行しているアプリだ。ぼくがふだん撮っている写真を楽しむことができるようにもなっている。
    カメラマンでございますと胸を張って世間に公言したいわけではないんだけど、ぼくが撮ってきた写真を作品としてまとめてみるのもいいんじゃないかという気になって、Web サイトの一部を改造して写真のギャラリーページを作ってしまった。

    これがこれからどう発展していくのか。それとも尻つぼみで終わってしまうのか、それはぼく次第だ。
    けれど、これからも毎日写真を撮ることは続けていくだろう。
    その中で、気に入った写真はこのギャラリーで公開していこうと思っている。

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