ぼくのペニスは器具を入れるための場所なんだね ぼくも癌でした


    また、あの日がやってきた。そう、アソコをみんなにお見せするだけでなく、あれこれ触られてしまう日だ。
    尿道カテーテルの交換手術の日ともいう。やれやれ。
    じつは先月のクリスマスの日が予約日だったんだが、年末のドタバタの最中に仕事が入ってしまい、この日に予約を変更してもらっていたのだ。

    尿道カテーテルの交換手術は今回で五回目だ。それまでの経緯は前に書いた blog を参考にしてもらうといい。初回から四回目の交換までがどんなだったか解るはずだ。
    受付を済ませると手術用の部屋の前でしばし待たされた。どうやら前の患者の処理をしていたようだ。やがてドアが開いて、その患者が乗った車椅子を看護師の人が押して、別の処置室へ向かっていった。
    ちょっと若めの女性の看護師さんだった。そうか、あの人にぼくのペニスを触られるのか、などと余計なことをつい考えてしまった。

    手順はいままでと同じ。まずは手術着に着替える。上半身はなんでも OK だが、下半身はすっぽんぽん。まぁ、ペニスが患部なのであたりまえといえばあたりまえなんだが、いままでは相当に違和感を感じていたんだが、さすがにこのスタイルで交換するのが四回目ともなると慣れてきたのか、さほど違和感を感じることはなかった。

    それから手術をおこなう部屋へ。といってもドアひとつ向こうなんだけどね。
    例の分娩台のようなベッドに横たわると、まずは座薬の挿入だ。痛み止めの座薬をぼくの場合はストマ、人工肛門から挿れる。そのためにここでペロンと手術着をまくり上げることになる。ということですっぽんぽんの下半身が丸出しになる。なにやら下半身がす〜す〜するけど、それはそうだよね。やれやれ。

    足を台に乗せてベッドに横たわると看護師が患部をまず消毒してくれる。手術着を着ていてもこの状態で足を台に乗せると、ちょうど患部が丸出しになる。なんのための手術着なのかは、ここで考えてもなんにもならないことは解っているけど、そういうものなのだと納得するしかないんだろうなぁ。
    看護師の人がぼくのペニスや睾丸、肛門といったあたりをていねいに消毒してくれる。いつも感じるけど、とても事務的なんだよねぇ。ってあたりまえか。それからペニスの先っぽの尿道から麻酔を注入する。ぼくのペニスをつまみ上げて尿道にきっと注射器をあてがって注入しているんだろう。
    これはこれでいつも違和感を感じしまう。ほら、そこは「出す」ための器官なんだが、逆流させるように液体を注入するわけだからね。

    これで手術の準備は OK だ。これから内視鏡を尿道にから差し込んで処置することになる。いつもどんな器具を使うのか確認したい気になるんだが、こっちは両足を台に乗せたままベッドに横たわっているので、その限られた視界ではほとんどなにも見えない。
    じっと処置が終わるのを待つしかないわけだ。ペニスをぐっと握られて、それからなにかを差し込まれている感覚はあるけど、なにをされているのか解らないまま処置は終わる。
    今回はいつもよりもスムーズに終わったようだ。時間もとても短かった。

    それからまた看護師の人がぼくのペニスや睾丸、肛門の付近など汚れをきちんと拭いてくれて終わりだ。
    やれやれ、お疲れさまでした。

    じつはいままではここまで書いて終わっていたんだが、今日はちょっとその後のことも書いておこう。というのが、このあとのトイレがちょっと大変だからだ。
    手術には生理食塩水を使う。今回はさほど多くは使っていなかったようだけど、内視鏡を入れた状態で、尿道の先からこの生理食塩水を入れるので、手術が終わったあと、それが膀胱に溜まっている。ということで、すぐにトイレにいきたくなる。
    いきたくなるのはいいんだが、手術のあとだから、もちろん血も一緒になっていて、血尿となって出ることになる。

    血尿を経験したことがある人は解ると思うけど、痛いんだよねぇ、これが。血が染みるのかな。ともかくちょうどペニスの付け根の裏側あたりが酷く痛むのだ。
    この排尿が一度で終わればいいんだけど、術後はこれが何度もいくことになる。そのたびに痛むのだ。
    この血尿はしばらく続く。今回は夜、寝る前にはほとんどできっていたようで、でもそれまではトイレで排尿するたびに痛みのあたり声を上げていた。

    ということで、いろいろな人にぼくの大切なペニスを触られてしまう上に、しばらくは血尿の痛みに苛まれるという一日なのであった。

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