なぜかうまくいく人のすごい無意識 これほど的確な本はない 読書メモ


    今年の 33 冊目。梯谷 幸司 著「なぜかうまくいく人のすごい無意識」読了。

    ぼくは大学で心理学を学んだ。
    高校の早い時期から心理学科へ進もうと決めていた。きっとこの学問なら、ぼくがどういう人間なのかということを客観的に教えてくれるだろうと期待したからだ。
    実際に大学に進んで講義を受けて、しかし、ぼくはすぐにその希望を諦めることになった。当時、大学で教えてくれていた心理学はぼくが想像していたものではなかったからだ。なにせフロイト心理学ですらちょっと色眼鏡で見られるような有様だったのだ。
    アドラーのアの字もない。もっともぼくがアドラー心理学を知ったのは、ついここ四五年ほどのことだ。なんということでしょう。
    ということで、世間で「心理学」という言葉がなにやら持て囃されるとなにやら額面通りに受け取ることができずにいた。
    それってほんとうに学問なの ? なんてね、思ってしまう。

    でもどうやら時代はずいぶん変わったようだ。計量的に証明できるものだけが学問ではない。そうだよね。だからなんだろうなぁ、自分でもちょっと首を傾げたくなるぐらい、やはり自己啓発系の本を読んできた。集中的に読みはじめたのは苫米地英人だったろうか。
    内容は理解できるんだが、どうもピンとこない。というか、ぼくの感覚とぴったりと合わないといえばいいんだろうか。言葉をいくら理解しても、こういう表現でいいのかどうか解らないけど、身体的にぴたりと合う感触を得ることができなかった。
    それはいろいろな人の本を読んでもそうだった。
    そういう感覚でいくと、ぼくが一番すんなりと腑に落とすことができたのが心屋仁之助だった。彼のいっていることも、それから彼の活動も、もちろんその本に書かれている言葉も内容も身体的になんだかぴたりとくるのだ。
    でも、もっと本質的にぼくの求めていたものと出逢うことができた。それがこの本だ。

    じつはこの本を知ったのは、blog でも紹介したけど「わたしたちは、いつだって好きなことをして生きていける。」と同じように樺沢紫苑氏のメールマガジンだ。興味を持ったちょうど同じ頃に、この本の出版元フォレスト出版が梯谷幸司のプロモーションをやっていて、ビデオで彼の講座の内容や、その考え方の概要を知って、どうしてもこの本が読みたくなってしまった。本屋で探そうとも思ったんだが、気がついたら Amazon でポチっていた。いや、残念なことに逗子の本屋にはなかったからね。

    この本でも紹介されている「望みを効果的に脳につかませる 6 つのステップ」というやつがあるんだが、これを実際に試してみて、お恥ずかしい話だがこの歳になってはじめて、ああこれがぼくの使命だったのか、というものを知ることができた。
    これはちょっと衝撃的だった。そうなんだよ、ぼくがいままで生きてきたその道筋の、この使命を自覚することではっきりとその意義を認識することができたのだ。

    申し訳ない。本の紹介にはなっていないけど、それはこの本を手に取って読んでもらうのが一番いいだろう。ぼくがどんなに内容を紹介しても、きっとこの内容の素晴らしさを伝えることはできないかもしれない。
    だからその代わりにこのぼくはこれからどうするかということをちょと書いてみたい。
    いや、もうこの本のすべてが大納得なのだ。だからすべてのページに書かれていることを、可能なら一字一句すべて頭に焼き付けたいぐらいだ。でも、それはちょっと現実的ではないので、何度も読み返して、これは思うことはノートに書いて、そして実践すべきことは毎日きちんと実践していこうと思う。

    この本の中でとても印象的な言葉がある。フロイトの見解として紹介されている一節だ。
「言葉と魔法は全く同一のものである」
    言葉の持つ大切さがこの一節でわかると思う。人を動かしているのはもちろん顕在意識だ。その背後には潜在意識があり、さらにその背後に無意識がある。この本に書かれているのは、そのさらに奥底にある「メタ無意識」をこの言葉で整えてやるということだ。

    この本をぼくは座右の書として、日々読み返すことにする。
    これほどぼくにとって的確な一冊はないからだ。



One Reply to “なぜかうまくいく人のすごい無意識 これほど的確な本はない 読書メモ”

  1. […] という存在に強烈な興味を持ったのが、この前著「なぜかうまくいく人のすごい無意識」が引き金になっている。読了したのは去年の 10 月のこと。いままでモヤモヤしていた「無意識」 […]

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