尿道カテーテル交換手術 改めてぼくのペニスについて考える ぼくも癌でした

    尿道カテーテルの交換手術については blog ですでに三回も書いている。
    まぁ、交換手術をするたびに報告と備忘録を兼ねてこうして blog に書いているわけだ。
    最初は大船中央病院での交換手術だった。このときは二泊三日で手術を受けている。はじめての交換手術だったけど、全身麻酔での手術だったので、その間になにがどうなっているのかはさっぱり判らず仕舞いだった。いや、まぁ、そこまで手術の詳細を知りたいとは思わないし、どんな器具を使って、ぼくのペニスの先から内視鏡とカテーテルを挿れているのかもしかしたら知らない方が幸せなのかもしれないんだけどね。

    二回目の交換手術はいま通院している横浜栄共済病院で受けている。
    このときは、というかこの病院では日帰りなのだ。手術の時間自体は 30 分もかからない。ただ、前の病院では入院したので、なぜにこんなに扱いが違うのかよく解らなかったんだが、全身麻酔ではなくて、患部のというと尿道なんだが、そこに麻酔を注入する局所麻酔での処置だかららしい。
    まぁ、このときはどんなことをされるのか戦々恐々としていたことは確かだ。なにしろ初めての体験ではないんだけど、初めてその一部始終を知ることになるわけだからね。

    このときは予想外のことがあったらしくちょっと時間がかかってしまったし、ぼくも日帰りでの手術ははじめてだったので、終わってからのトイレが大変だったことを覚えている。いや、もう、ここには書けないような恥ずかしいこともあったのだ。って、いまさら恥ずかしいことなんてまったくといっていいほどないけど、人間の尊厳にも関わるので書くのは止めておこう。

    三回目もやはり横浜栄共済病院で手術をしている。このときは意外なほどすんなりと終わってしまった。二回目と比べてしまうんだが、これからかな、と思っていたら、もう終わっていたというぐらいスムーズだった。
    あとのトイレが大変だった記憶もない。二回目がそれなりに大変だったので構えていたんだがなんとなく肩透かしを食らったような感じといえばいいだろうか。こういう肩透かしならそれはそれで嬉しいんだけどね。

    さて昨日、四回目の交換手術を受けてきた。
    手順は二回目以降と同じだ。まず手術着着に着替える。上半身はなんでも OK だが、下半身はすっぽんぽん。患部がペニスなので当たり前といえば当たり前だ。
    例の分娩台のような足を乗せる台のあるベッドに横たわる。まず痛み止めの薬を服用するんだが、これは座薬だ。ぼくの場合はストマから入れる必要がある。おへその左側にあるストマパウチから入れる。これは看護師さんがやってくれるのだが、って大変なことだよね、なにしろ畜弁袋の中に座薬を入れて、なおかつストマに挿入するわけだから。
    で、それをやってもらうためにはベッドに横たわったまま手術着をまくり上げる必要がある。下半身はすっぽんぽんなのでどういう状況になるのかすぐに想像はつくと思う。下半身丸出しでストマに座薬を入れてもらうわけだ。
    もちろん違和感たっぷりだ。この恰好で街中を歩けばすぐにお縄になる。やれやれ。

    それから患部の消毒に移る。両足を台に乗せてそこに横たわっているわけで、やっぱり手術着を着ていても下半身丸出しの状態だ。この恰好のまま看護師の人がペニスや睾丸、肛門のあたりを消毒してくれる。
    このときのぼくのペニスって、どんな存在なんだろうねぇ。女性の看護師の人の手の感触をペニスに感じるんだけど、そういういい方をすればとても事務的なのでぼくはほとんどなにも感じない。むしろ消毒したあとすこしそこが熱くなるように感じるだけだった。
    まぁ、処置する患部だから看護師の人にとってもなんでもないんだろう、だれのペニスでも。ふむ。

    それから尿道の先っぽから麻酔の注入だ。当たり前だけどペニスを握って、それで処置をすることになる。
    ふだんは「出す」ことにしか使わない器官からなにかを挿れられるというのはとても変な感じだ。痛みではなく違和感といえばいいんだろうか。これは術中にも感じることになる。

    さて、女性にペニスを触られるのはいったんこれで終わりだ。このあとは男性の先生がぼくのペニスを握って、入道の口から器具を挿入する。二度目の時はこの挿入時にぐいっと押し込まれる感触と痛みがあったのだが、今回はさほどその感触も痛みのなかった。
    もしかして、ぼくのあそこが器具を挿入されることに慣れてしまったんだろうか ? だとしたら、あまり嬉しいことではないかもね。

    内視鏡の画像とレントゲンを確認しながら交換をすることになる。今回は三回目よりもちょっと時間がかかったかな。留置されているカテーテルを抜くのに時間がかかったみたいだ。
    この間ぼくのペニスはどうなっているかというともう弄りまわされてるわけで、ときにはきつめに引っ張られたりなんてこともある。
    交換作業が終わったら、また女性の看護師の人がペニスや睾丸などを綺麗に拭いてくれる。
    これで交換作業は終わり。やれやれだ。

    まぁ、確かに処置をする人たちとってみれば、ぼくのペニスはただの人間の器官の一部であって、別段それ以外の意味なんてないことは解りきっている。
    でも個人的にはやはりぼくのペニスはぼくにとってとても大切なものであって、特定の人にしてみれば別のとても大きな意味を持つかもしれない器官であることは間違いないはずだ。
    もっともいまのぼくには、その特定の人がいないので、これからぼくのペニスはただ交換手術のための器官の一部で終わってしまうかもしれないんだけどけどね。

    どうやら、また交換をすることになる。
    その予定日はなんと 12 月 25 日。クリスマスの日にぼくは病院で下半身丸出しの状態で同じように処置をうけることになるわけだ。
    クリスマス・イブもどうせ独りだろうから、まぁ、そんな日付なんてなんの意味も持たないのかもしれないけど。
    ぼくのペニスがただの交換のための器官でしかないように。やれやれ。

One Reply to “尿道カテーテル交換手術 改めてぼくのペニスについて考える ぼくも癌でした”

  1. […] 尿道カテーテルの交換手術は今回で五回目だ。それまでの経緯は前に書いた blog を参考にしてもらうといい。初回から四回目の交換までがどんなだったか解るはずだ。 受付を済ませると […]

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