引っ越し大作戦 新居の見つけ方 その 3


 正月明け早々に、いま住んでいる家の建て直しの話をされていた。
 って、もう思いっきり過去形で書いているけど、確かにその話をされたときはまるで遠い未来の話のような気がしていたことは確かだ。
 だいたい引っ越しについて blog にポストしているけど、その最初の日付は 1/8 のことだ。このときにはじつはじっくりと時間を使って納得のいく家を探そうと考えていた節がある。って、おいおいと自分でも突っ込みたくなるけどね。

 三月中には引っ越しをして欲しいとはいわれていた。
 ということで、重い腰を上げて不動産屋に立ち寄ったのが 1/25 のことだ。
 日吉から逗子へ引っ越ししたときにお世話になった不動産屋さんに相談にいき、いくつかの物件の案内をもらっていた。
 それで安心したわけではなかったんだが、それから癌の治療のことなんかがあって、「引っ越し」という課題について真剣に考えることなく過ごしてしまった。

 気がついたら四月になっていた。
 立ち退きの期限は過ぎてしまっていた。いや〜申し訳ない。
 しかし、癌が手術で治療できるかもしれないという事態になり、いろいろな検査をしていたら、どうしても生活は病院がメインになってしまう。

 とはいえ最早そんなこともいっていられない。
 Facebook に何度か投稿して、自分を追い詰めていったんだが、どうしても真剣になれなかった。でも、さすがにもう猶予はない。
 最終通告みたいな形で家を貸してくれていた知人からも催促の矢が飛んできて、最後の手段とばかりにあちこちの知人になにか物件はないかを相談した。もちろん Web でも探してはいたけど、やはりここまで緊急事態になってしまったわけだから、どうしても伝手を頼ることになってしまった。

 ひょんなことから物件が見つかった。
 知り合いの知り合いが、そのまた知り合いを紹介してくれたのだ。
 さっそく物件を見にいった。ともかく屋根があって、生活できればいいやみたいな覚悟でそこを借りることにした。

 翌日、4/26 のことだ。不動産屋を通して契約することになっていたので、これから不動産屋にいくことをその大家さんに電話したら、なんと土壇場で断られてしまった。
 理由ははっきりしない。まさかぼくが癌でオストメイトだからといった理由ではないだろうとは思いたい。

 土俵際。そのときのぼくの心境だ。
 四つに組んだはいいけどあっさりと押し切られて土俵際。まさに足が徳俵からはみ出しそうな状況だ。

 そこでぼくは腹を括った。
 自分でこれからのスケジュールを決めてしまった。
 4/27 の午前中に家を見つけて、契約をして、どんなに遅くても 5/7 には引っ越しをする。
 なんと身勝手。だれのなんの事情の斟酌もなし。ただ、自分でスケジュールを決めてしまったのだ。
 そして Web を通してたまたま知り合った某不動産屋さんの担当者に電話をした。

 さて 4/27 の午前中だ。担当の人と物件を見にいき、すぐに引っ越したい事情を伝えた。
 それはいいけど、そのときに見た物件は最速でも入居日は 5/13 だった。
 それでは間に合わないのでなんとかできないかとお願いをした。
 その担当の人も先方に掛け合ってくれて、ともかくドタバタと申込まで漕ぎつけることができた。

 とはいえ、実際に借りられるかはまだわからない。
 これで断られたらどんなに粘っても GW 明けに、ぼくは路頭に迷うことになる。

 で、どうなったかというと、今朝、先方から連絡が来て、契約を進めてもいいといわれた。
 いや〜、助かった。
 ということで、明日、契約にいき、5/7 には引っ越しをすることになる。
 なんといえばいいんだろう。腹を括ってぼくが決めてしまったスケジュール通りに進行していることになる。

 図らずもぼくは引き寄せてしまったのだろうか。
 こういう奇跡的な展開をいままでにあまり味わったことはないのでちょっと驚いているんだが、しかし、これは予祝のおかげなのかもしれない。

 さてと、ちょっとこれから引っ越し先の近所を散歩してみることにしよう。
 じつは引っ越し先はいま住んでいる場所から 1km も離れていない場所にある。さらにいうと海まで歩いていける。
 いま、最寄り駅は東逗子なんだが、引っ越し先は逗子だ。

「引っ越し大作戦 新居の見つけ方 その 3」への2件のフィードバック

  1. […]  ドタバタと引っ越し先探しをしていたんだが、ようやく決まった。  昨日、雨の中、藤沢の不動産屋までいき契約をしてきた。まさかこの段階で話がなくなることはあるまい。いや、あっては困るんだけどね。 […]

  2. […]  ともかく引っ越しをしなければいけない状況に追い込まれて、なんとか引っ越し先を見つけるところまでは blog にも書いた。  どうなったのかというと、4/30 に契約を済ませて、5/7 の午前中に鍵を受け取り、そしてその日の午後、なんとか引っ越しを敢行した。  引っ越し自体も夕方遅めになる予定だったが、ラッキーなことに前の引っ越しがスムーズに終わったということで、お昼過ぎには業者が到着してしまった。  ぼくはのんびりと準備をしている最中で、業者に追い立てられるように用意をして、あっという間に引っ越しが終わってしまった。  こんなことでいいんだろうかと、どこかで訝る自分がいたんだが、まぁすべて都合よくタイミングも合い、引っ越しが終わったんだからいいんだろう。  これが「どうせすべて上手くいく」ということなのかもしれない。  予祝したおかげかもね。 […]

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