サイズはとても小さくなっていた 問題はその個数だった ぼくも癌でした


 元々、癌が発症した箇所は S 状結腸の部分。大腸の一番最後のところ、急カーブしているあたりだ。その先は直腸になる。
 この部分を圧迫している腫瘍があって、その腫瘍が悪性、簡単にいってしまうと癌だったわけだ。
 そこが閉塞を起こしていて、それでこの癌が見つかった。

 患部については手術で取り除き、この部分についてはもう問題はない。もっとも腸をつなぎ合わせることができなくなって、オストメイトになったしまったわけだが、それはそれでまた別の話になる。

 いまぼくが治療しているのは、ここから肝臓に転移してしまった癌だ。
 その癌を化学治療、抗癌剤投与で治療してきた。
 この経過を確認するために CT を撮ったところ、思いの外小さくなっていたので、これなら手術で切ってしまうことができるかもしれないということで、検査をすることになったことは前回この blog でもポストした。その検査についても書いたので、詳しく知りたければ、合わせてお読みいただきたい。

 で、その検査の結果を聞くために病院にいってきた。
 検査結果を踏まえて、今後の治療の方針を決めるためだ。

 CT でも MRI やエコーでもやはり転移した癌はかなり小さくなっていることは確かだった。
 癌細胞のサイズをきちんと特定できるはずの PET 検査では、がん細胞の存在をはっきりと捉えることができないほどのサイズになっていることが確認できた。
 そう、去年の九月から続けてきた抗癌剤投与がしっかりと効いていることは確かだった。
「薬がとても効きやすい体質なのかもしれないね」と主治医の先生にもいわれた。
 薬の効果は人によってそれぞれだろうが、ぼくにはこのかなりきつめの組み合わせの薬がバッチリ効いたわけだ。

 では切ってしまいましょう。
 ということにはならなかった。
 じつは転移している癌は、その場所は肝臓に間違いはないんだが、四箇所あるんだそうだ。
 この数が問題だ。

 まとまっていれば患部を切ってしまえばいいんだろうが、肝臓に散らばってしまっているために、それぞれはとても小さくてもそのすべてを手術で切るということは現実的ではないらしい。
 主治医の先生がそういうんだから間違いない。

 ということで、このまま薬を続ける方法と放射線を使う方法があるということで、放射線科の先生に相談するようにいわれて、そのまま放射線科に向かった。

 これは余談だが病院内の PC は Windows だ。これはどこも同じだろう。きっと病院用の Windows のシステムが充実しているんだろう。
 ところが放射線科の先生のところへいったら、デスクの横に大きなモニタがあって、なんと macOS Mojave の画面が映っているではないか。モニタの下には最新の Mac mini があって、癌の話に移る前にしばし Mac 談義になってしまった。

 さて、それはともかくここでも画像を見せられていろいろと説明をされた。
 癌のサイズは手術直後に比べて 1/8 ほどのサイズにまで小さくなっているそうだ。縦横奥行きそれぞれ 1/2 になっているので、体積は 1/8 だ。なるほど PET にも移らないわけだ。
 ここでの説明でもやはり個数が問題になるらしい。四箇所ある癌に放射線をそれぞれ当てることはできるけれども、その周辺にまで放射線を当てることになるためにデメリットが大きいとのことだった。

 ということで再び主治医の先生のところへ戻り、相談をした結果、このまま抗癌剤投与を続けることになった。
 ただいままで二週間に一度だった投与の期間を三週間に延ばして、さらに薬の組み合わせを、いまの最強トリオではなくて、もうちょっと緩和したした形にすることになった。
 実際には来週から再びこの投与がはじまる。
 具体的な投与については、またそのときに報告しよう。

 手術ではなく抗癌剤を継続することになったんだが、なによりも癌のサイズが 1/8 になっているということは大変嬉しいことだ。
 そのせいなのかな、このところお腹にお肉がついてきて、妙にぷよぷよしはじめているんだよね。
 マジで食事のことを考えなければいけないかも。
 でもそれはそれで嬉しい悩みだよね。

「サイズはとても小さくなっていた 問題はその個数だった ぼくも癌でした」への3件のフィードバック

  1. […]  肝臓に転移している癌が小さくなっていることは、ちょうど先週になるのかな、blog に書いた。  ただ今後、どういう治療を継続していくのか。それについては具体的にどうするのかということについては結論が出ていなかった。  というか、ぼくはてっきり次の抗癌剤の治療に移るものだとばかり思っていて、それで昨日、病院へいったんだが、ちょっと違った。 […]

  2. […]  昨日の病院にいき診察を受けた。採血の結果、抗癌剤は問題ないということで、いつものように三回目の点滴投与を受けてきた。46 時間かけて注入するポンプというお土産つきだ。  それとは別にぼくの「癌」はいまどういう状況なのかを CT 検査の結果を確認しながら説明してもらった。  春に検査したときとあまり変化はないようだった。もしかすると抗癌剤をしばらく休んでいたので若干サイズについては大きくなっているかもしれないけど、という注釈はついてたけど、あまり変化はないようだ。  例の Mac mini を使っている放射線科の先生の所見では変化なしということだった。 […]

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