緑化計画 二度目の冬がやって来た

 きっとぼくのことをよく知っている人なら、なにをとち狂ったのかと思うかもしれない。
 確かに、このぼくが観葉植物を買って、しかもそれなりに手入れしているなんて、といってもただ水遣りをしているだけだけど、きっと信じられないだろう。なによりもこのぼくが一番意外に思ってるぐらいだから当然かも。

 まぁ、ともかく 2017 年の二月に、なにを思ったかクロトンの鉢を買い、徐々に買い足して、モンステラやドナセラ、ポトスにテーブルヤシ、ガジュマルが我が家にはある。
 最初に買ったクロトンは水遣りのことをよく判っていなかったために一度駄目にしてしまった。
 その後、最初の冬を迎えたときに、じつは冬の寒さのことをまったく考慮せずにそれまでと同じように扱ったために、買い直したクロトンを枯らしてしまった
 ただ、これは葉が枯れただけで春を迎えるとともに、きちんと復活してくれて、その後すくすくと育ってくれた。

 これは他の鉢にもいえることで、モンステラやドナセラ、ポトスも葉はほとんど落ち、テーブルヤシは葉の一部が枯れてしまった。
 まったく冬の寒さの影響を感じさせなかったのはガジュマルだけだった。こいつは寒さなんかまったく関係なく、真冬の寒さの中でも育ち続けた。いや、たいした生命力だ。
 春から夏になりみんな一気に育ってくれた。とくにモンステラとポトスは驚くほど葉が茂ってくれた。テーブルヤシだけ、枯れた葉をそのままにしているせいだろうか、全体的に色が落ちはじめてきた。次々に葉が伸びて、鉢が小さくなりだしたということもあるんだろう。
 さすがに来年になったら鉢を植え替える必要があるかもしれない。

 そんな鉢たちを、天気のいい日には窓際に並べるのが日課になっている。
 日が暮れだした頃には元の位置に戻す。じつは、前回の冬、窓辺に置きっ放しにしてクロトンは枯らしてしまったのだ。テーブルヤシの葉の一部が枯れたのもそのせいだ。
 今回はすこしでも寒さを感じたら、すぐに窓辺ではなく部屋の中、暖かいところへ移動させるようにしている。

 水遣りは適当に、しかもそこまでせっせと面倒をみることなく扱っているのに、ここまで育ってくれた植物たち。
 この二度目の冬を越して、どう育ってくれるんだろう。
 ちょっと想像がつかないんだが、また春を迎えたときにこの植物たちとぼくはどうなってるんだろう。
 じつは、それがいまの楽しみだったりする。
 なによりも、このぼくが植物を育てること自体が軌跡にも近いことだからね。

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