料理は段取り

 いってしまえば四角い座敷を丸く掃くタイプなんだが、そんなぼくがこのところ朝食ではなんとかいい習慣を続けてられている。もう一ヶ月以上になるだろうか、家にいるときはチキンと玉子を乗せたサラダを作って食している。
 食事を意識しはじめてからなんだが、今回も四日ほど続けて家にいられる日になったのでいつもと同じようにサラダを作って食べている。
 さすがに一ヶ月以上続けていると、ずいぶんと用意する時間が短縮されてきた。というか無駄が省かれたということかもしれない。
 段取りがよくなったよなと自分でも思えるようになった。

 朝起きてからシャワーを浴びたり掃除や洗濯を済ませないと自分の時間にならないので、朝食にかける時間もできるだけ短縮できると一日を長く感じることができる。
 昨日は個人的にだが、なかなかいい時間の過ごし方ができたように思う。それもそれも朝食の用意がとてもいい感じでできたからだ。

 まず野菜を皿に盛り付けるところからはじまる。
 冷凍のささみを調理するときには、朝起きたときに冷凍庫から取りだして自然解凍しておく。
 次に、ささみをと玉子を茹でるためのお湯をポットで用意する。その間、野菜を盛り付けた皿はそのまま冷凍庫に入れておく。ここはちょっとしたぼくのこだわりだ。サラダは冷えていた方が、というか凍る寸前がよろしい。
 お湯の用意ができたら鍋に移し、ささみと玉子を入れて 30 秒ほど沸騰したまま茹でる。それから鍋に蓋をして 10 分ほど蒸らす。これでささみがふっくらと茹で上がる。

 この 10 分間にフルーツやプロテインの用意をする。時間が余ればついでに日記の整理などにも使う。
 10 分経ったらささみを取りだし、玉子が入ったままの鍋に再び火を入れる。この状態のままだとまだゆで卵になっていないのだ。
 取りだしたささみはキッチンペーバで水気を切るとすこし冷ましてから手でほぐしていく。

 ほぐし終えるとささみはそのまま、用意したフルーツやプロテイン、トマトジュースなどをテーブルに並べる。
 そうそう写真を撮るので iPhone もいつでも使える状態にしてテーブルの近くに準備。
 鍋の火を止めるとすぐにお湯を捨てて冷水で茹でた玉子を冷ます。これをしないと殻が綺麗に剥けない。
 殻を剥き終わったら玉子を半分にカット。冷凍庫から野菜を盛り付けた皿を取り出すとほぐしたささみを盛り付け、それが終わったら玉子をさらに 1/4 にカットしてサラダに添えると、そのままテーブルに。
 並んだ皿を調整して iPhone で写真を撮ると食事に取りかかる。

 なんだかこうやって書いていくとけっこう七面倒なことをしているように思えるけど、この一連の作業がほぼオートマチックにできるようになったのは、つい最近だ。
 それまではサラダを作ってから他のものを用意してみたり、あっ、プロテイン忘れたとか、トマトジュースが注いでなかったぞみたいなことがときどき発生するのだ。
 そのたびに、サラダが一番美味しい温度状態を維持できなかったりして、ちょっと残念なことになることがままあった。

 いや〜、こうやって考えると、料理って段取りだよね。
 その手順を作る前にどこまできちんとシミュレートして、それをそのまま作業としてトレースしていく。
 これが上手くできると、もちろん美味しく食べられるだけでなく、なんとなく料理の腕が上がったような気になって嬉しくなってしまう。
 まぁ、それがいつもならいいんだけど、やる気にならないとからっきしダメダメになるところがあるからなぁ。独り暮らしで三度三度の食事は自分で用意しないといけないんだが、そういつもいつも気合い入れて作るわけにもいかないしね。

 でも、凝るときには凝っちゃうんだよ。
 パスタなんかを真剣に作ろうと思うと、ニンニクのスライスをオリーブオイルで焦がさないようにていねいに焼き色を入れて、プチトマトを刻んだものを入れてトマトソースを作ったりとかね。
 どうだろう、マジで婚活中なんだが、こんなぼくとつき合ってもいいなんて人いるかな。
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