たかが「たまご」、されど「たまご」


 好きで腹ぺこやっている夕焼けフォトグラファー / 物書き / デジタルコンテンツデザイナーの竹井義彦である。
 口にするもののことを真剣に考えるようになったのは去年の九月からだ。きっかけは本だけど人は最高のタイミングで必要なものや人と出逢うようになっていると信じているので、ぼくにとっては必要なことだったのだろう。
 タンパク質を意識して摂取するようにして、糖質は好んで口にしないようにしている。
 体質的に気をつけなくても太らないんだが、痩せ型だからといって糖質を大量に摂っていいことはない。その先には糖尿病というものが待ち構えているからね。

 食べ物はそのときに食べたいものを選ぶようにしているんだが、手にとってまず最初にやることは成分表を確認することだ。
 口にするものはなんなのかをきちんと認識しておく必要がある。
 そうやって選んでいくとインスタントものを選ぶことができなくなっていく。完全に断つつもりはないけれど、しかし日常的に食べるつもりはまったくない。とはいえ完璧な食べ物なんかないし、自然のものを選んでも中には身体にいいとはいえないものだって入っていることもある。
 だから徹底的にというのはやはりどこかに無理はあるだろう。

 それでも選ぶことができるならすこしでもいいものを選びたい。
 ということで去年の秋の終わり頃からたまごは平飼いのたまごを選ぶようになっている。
 鶏卵は食物繊維とビタミン C それにカルシウム以外のすべての栄養素を含んでいる素晴らしい食材だ。
 以前はコレステロールがどうのこうのという話があったが、これはまったくの誤解で、コレステロール値は食べ物では変化しない。だからたまごを一日に何個食べても構わない。

 ぼくは家にいる日、多いときで一日四個ほど食べる。まぁ、多い方だと思う。
 となると「たまご」も選びたくなるのは当然の成り行きだ。
 以前はヨークマートでパックのものを選んでいた。ごく普通のたまごをだ。最近よく見かけるんだがビタミン配合なんかのたまごを売っているが、餌にせっせとビタミンを加えているんだろうと思い、どうしても手が延びない。加工されてるような気がするからだ。

 それで少しでも自然に近い条件で飼育されているだろう、平飼いのたまごを選んでいる。
 写真のたまごは OK ストアで売っているたまごだ。いろいろと食べてみたが、いまのところこれが一番ぼくの口に合っている。
 普通のたまごとどこが違うのか ? もちろん気になる点だね。
 まず殻が硬い。ほんとうに硬い。
 割ると黄身がきちんと盛り上がっているのが判る。張りがあってつやつやしている。
 もちろん味もしっかりしている。生で食べても、焼いても美味しい。
 ただ殻が固いからなんだろうか、茹でたときに薄皮が剥きにくいことがある。これは茹でた後、ちゃんと冷水につけてから、殻を細かく割って剥くといい。普通のたまごだと冷水で冷やした後、簡単に殻が割れてするりと剥けてしまうけど、そこが違う。

 ただ難点はこのたまご、よく売り切れるんだよね。
 そのときのがっかりした気分は簡単に解消できないんだが、買えたときのうれしさはひとしおだ。
 昨日の夜もちゃんと買えたので、今朝まずゆで卵で食べた。
 たかが「たまご」だけど、いいものを選んで食べるという意識は大切なことなんじゃないかと思いながら、このあとの食事でもしっかりと食べるつもりだ。

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